雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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まぁ…確かにそうか。雄太が考え無しにそんな事するタイプじゃねぇの今では分かっちゃいるし。ふ、俺なんか新顔だったし余計にいつの間にか来なくなりそうなタイプだもんなぁ。本当、お前のそーゆー強かな所すげぇ好き。まんまと術中に嵌ってたわ。──クッソ、羨ましいなぁ。俺も出来る事なら私服で出勤してぇってのに。お前がスーツで喜んでくれんのがせめてもの救いかなぁ。…雄太には俺の服着せるのも結構好きよ。同棲してんだなって実感するし、ちょいデカめサイズになるの可愛いし。…あーゆーのはお互いゲラゲラ笑って話すから楽しいのよ。それに俺と酒飲みながらバイトの真似事させるのは嫌だわ、そんならデレデレしながら飲んだ方がずっと有意義。──顔は割とタイプだったし可愛い可愛い言ってたでしょーよ。年下は寧ろ俺に対しては売りにはなんねぇし…うん、マジで顔と反応可愛い子とキスしたかった。…あー、いや。雄太がっつーか学生の頃なんか楽しい盛りじゃん?実際俺がそうだったから、そっちに目が眩んで当たり前だと思ってたのよ。そんだけの話。──折角のデートなのに人目憚る理由なんかねぇだろ。あとあれ、派手な浮き輪借りよ。雄太好きそうな奴。(口付けの途中で相手に逃げられてしまえば不完全燃焼感は拭えず、自ずと立てた口唇に再び口付けを落とされてから渋々バイクから降りてハンドルにヘルメットを引っ提げ。恋人と手を繋ぎつつ回転式扉を抜けフロントに進むとチラホラ視界に入るナイトプールに来たであろう若い男女らを横目に利用手続きを済ませては、渡されたロッカーキーを弄びつつ更衣室へ足を向け)
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