カーテンが光を遮る 薄暗い部屋の中 アレが欲しいと体が謂う 穴だらけボロボロの腕に包帯を巻く 足枷がついた重い体はもう動かない 歌う鳥の歌声に耳すませ 咲き乱れる花を窓越しに見る 今日はいい日だな もう一生見ることのない青空に さよならを告げて飛びたつ 青空は僕を見ている 赤色に体を汚した僕を見ている 穴だらけの僕を見ている ボロボロの僕を見ている 青空は笑っている