* 2020-01-05 21:27:12 |
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勿論 。… お褒めに預る様なことではございませんが 。( 自分へと振り掛かった言葉に本心である事を全面的に肯定 、こくりと深く頷けば 、さも当然と云わんばかりに口元を綻ばせる 。そう 、自分にとっては当たり前 … それでもその行為に対して " 無惨様が笑って下さった " なんて幼子めいた思考で一層笑みを深くすると 、「 嗚呼 、歪んだ口端も輪をかけて麗しゅうございます 」 口からほろり独り言の様に小さく呟いて 。 )あ … 。……そんな 、勿体ないお言葉を … 。 いえ 、貴方様を否定する訳では決して … 無いのですが ( 色白な手指が己の腕を 、そんないきなりの出来事に呆気に取られるうちに 、細身の見目からは想像も付かない様な力で上に引き上げられる 。不格好に片脚で地を踏みながら 、惚けた風でぱちくりと目を瞬かせると 、言葉にならない声を口に含み 。言葉を理解すれば徐々に熱く 、熱くなる肌に冷たさと現実味を求める様 、腕を握る手の甲を控えめに触れて )
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