◎ 平伏せよ 。: 無惨様募集 ◎

私を呼んだのは貴様か ? 私が指図されることを嫌っていると知ってのことだろうな 。
(　深い夜が始まったばかりの刻 。季節柄 、冷たい風が服の布の隙間を吹き抜けるなか 、彼の姿に僅かばかりに首を傾げると 、静かに声をあげた 。瞳をじと 、と細め 、更に一瞥をやる 。暫しそのまま 、視線を向けていたが 、しかし 、唐突に 彼の返答を待つより先に 、口元に微かな綻びを見せたあと 、続く言葉を述べ 。) だが まあ 、貴様のことは気に入っている 、飽きるまで相手をしてやらんこともない 。




(　/ 個人的にとても魅力的だな 、と思う募集だったのでお声かけ失礼します 。希望伽羅は下弦の壱でお願いしたいです 、関係性としては 原作通りの魘夢に 、支配欲強めの無惨様といった感じがいいなと考えております ! 一応簡単なサンプルロルも添えておきました 、とりあえず短～中くらいを書かせて頂きましたが 、豆から長文まで対応可能です 、是非ご検討の程 、よろしくお願い致します 。 )

っ＿＿＿ 主様 。お呼び立てして申し訳ございません （　寒さの堪える静かな冬の夜 、 届いているとは思わなかった彼の名を呼ぶ声 。低く響く声色にびくりと肩を震わせれば平伏 、膝に土が付く事も厭わず頭を垂れ 。答えを裂く様な響きに続けて主の機嫌を損なわなかったことに胸を撫で下ろし 、瞳に刻まれた漢数字を透かして真紅を見据え薄らと笑みを零して　）これ以上無い光栄でございます…真逆 、私の声に応えて頂けるとは

（　/ お返事が遅くなってしまいすみません…！お声掛けありがとうございます 、関係性もロルも好みど真ん中で…とても素敵な無惨様にお会い出来てとても嬉しいです！！お返事の形で此方もロルを回させていただきましたので、問題無いようでしたら是非ともお相手をお願い致します。このまま続けて頂いても大丈夫ですし、お好みのシチュエーションがございましたらそれが出来ればと思いますので遠慮なく仰って下さい！！！　）

... 構わん 。
(　己の呼びかけに気づくと 、流れるように頭を垂れる相手 。表情はいつも通り淡々としたものだが 、その様子に何処か満足げに 、短い言葉を降らせ 。己を捉えたその翡翠に 、此方も深い真紅のまま見つめ返して 、〝 恍惚 〟といった様子で薄く笑いを浮かべる彼に 、数歩歩み寄り 、また小さく首を傾けてみせ 。 ) ... ほう 、そんなに嬉しいか ? (　そう尋ね 。勿論 、自分には彼の本心など透けているのだが 、彼の言葉で聞くのも悪くはないだろう 、そう思い 。 )




(　/ いえいえ 、此方こそ夜分遅くに申し訳ありませんでした ! ドストライクな素敵過ぎる募集に出会えて私としてともとても有難いです ... 。シチュでぱっと浮かぶものはありませんので 、とりあえず返させて頂きましたが 、続けにくいようであれば 、新しいシチュで新規を始めても構いません ! 是非末永くよろしくお願い致します 。 )

ええ 、とても …… この身に余って 、抱えきれない程に （　自分の目前 、存在を身を以て感じられる距離にまで迫った姿 。それを三日月に歪めた瞳で捉え 、自らに鋭く伸ばされた視線の先へと腕を差し出す 。緩く息を吐き出すかの如く甘やかに言葉を紡ぎながら 、己の身体を抱く手振りをして見せて 。　）嗚呼 … けれど 、この悦びの確かな重みさえ 、貴方様から頂いた大切なもの … 。零す訳にはゆきませぬ （　薄らと貼り付けた様な微笑みから 、一転子供の様に無垢な笑みを浮かべると 、ほんの少し身体を主の側へ乗り出し地面に両手をついて恐ろしい程美しく整った顔を見上げ 。　）


（　/ 素敵だなんて言っていただけるとは … 趣味嗜好の合うお方と出逢えてとても幸せです 。では 、お声掛け頂いた文も勝手ながらとても気に入っておりますので 、はじめはこのまま続けさせて頂きますね ！背後はこれにて一度奥へ籠ろうと思いますが 、もし一旦話を切って切り替えたい 、キャラを変えたいなど 、なにかありましたら仰って下さいね 。こちらこそ 、末永く宜しくお願いします … ！　）

... そうか 。
(　予想通り 、というべきであろうか 、彼の返答に 、一見表情を変えることはなく 、冷淡なまま短く返答をし 。不気味なようでどこか艶やかな目の前の男の静かな狂喜と呼ぶに相応しい歪められた目元に 、やはり心の何処かで魅せられるような己が存在した 。すると 、次は打って変わって 、無垢といえるであろう笑みを此方に向ける彼 。思わず 、くく と 喉から静かに笑ってみせ 、淡々としているが 、僅かながら愉快げに言葉を述べ 。 )
今更 、下弦の連中に期待なぞしていなかったのだが 、やはり貴様は面白い男だ 。




(　/ お褒めの言葉の数々有難う御座います 。それでは自分も一旦下がろうと思います 、何かありましたら 、何なりとお申し付け下さいませ ! )

… はて 、こんなにも麗しい貴方様をお慕いせずに居られる道理が 、何処にございましょうか （　甘やかにも狂気を孕む様体で口元を釣りあげれば 、正座のままの身体を傾けふふ 、と息を零してみせる 。それは正に ｢ 夢見心地 ｣ と形容するに相応しく 、蕩けた表情で敬愛する主を視界に納め口から吐き出すのはただその人を賛美するだけの他愛ない言の葉で 。　）有り難きお言葉 … 主様の言葉が私へ向けられて居るだけで 、私にとってはこの上ない幸せでございます 。どんな絶望も悪夢も 、貴方様から頂く言葉の悦びには遠く及ばない …（　翡翠色の双眸をゆっくりと細め 、そろりと視線を外せば目下へと流し照れた様な表情を 。その場に立つ彼の前へ手を差し出すと届かない場所を探るよう空を掴んで 。　）

... 貴様の面白いところは 、その言葉が本心からのものというところだな 。
(　恍惚 、という表現が似合うであろう表情に 、これ以上あるかと言わんばかりの賛美の言葉 。幾ら己の前では例外であろうとも 、形だけでも表情 や 言葉 を取り繕うのは簡単だ 、実際 、殆どの鬼は己を畏れているわけだから 。しかし 、目の前の男の場合は全てが本心だということが自分にはわかり 、それでこその面白さだ 、僅かに口元に綻びをみせ 、思いのままを吐き 。 ) 貴様は私のことを麗しいと言ったが 、... 貴様のそういった表情は中々愛いな 。(　目線を徐ろに逸らし 、心做しか熱った顔を見せる彼 。そんな彼に 、先程からの小さな笑みを湛えたまま 、言葉を紡ぎ 。何かを求むように空を掴んだ 、その男にしては華奢という表現が合うであろう手首を取り 、己へと徒に引き上げ寄せるように 。 )

勿論 。… お褒めに預る様なことではございませんが 。（　自分へと振り掛かった言葉に本心である事を全面的に肯定 、こくりと深く頷けば 、さも当然と云わんばかりに口元を綻ばせる 。そう 、自分にとっては当たり前 … それでもその行為に対して " 無惨様が笑って下さった " なんて幼子めいた思考で一層笑みを深くすると 、｢ 嗚呼 、歪んだ口端も輪をかけて麗しゅうございます ｣ 口からほろり独り言の様に小さく呟いて 。　）あ … 。……そんな 、勿体ないお言葉を … 。 いえ 、貴方様を否定する訳では決して … 無いのですが （　色白な手指が己の腕を 、そんないきなりの出来事に呆気に取られるうちに 、細身の見目からは想像も付かない様な力で上に引き上げられる 。不格好に片脚で地を踏みながら 、惚けた風でぱちくりと目を瞬かせると 、言葉にならない声を口に含み 。言葉を理解すれば徐々に熱く 、熱くなる肌に冷たさと現実味を求める様 、腕を握る手の甲を控えめに触れて　）

... 貴様 、なにゆえそのように私を慕うのだ ?
(　周囲から見れば 、過言としか言い様がないのではないかと思われる目の前の彼の言い分だが 、やはり何一つ嘘はない模様 。尊大さ と 崇敬の対象というのは必ずしもイコールではない 。だからこそのこれは純粋な疑問であったのだろう 、僅かながらに眉を顰めるものの 、努めて淡々とした様子で尋ね 。 ) ... 何だ 、何かあるなら言え 。(　特に何の抵抗もなく 、引き上がったその華奢な身体 、故に先程よりも近くなった距離で見る狼狽したよう揺れる瞳 。彼のような掴めない存在が 、自分の一挙手一投足には 、ここまで感情を見せることが楽しくて仕方がない 、穏やかではない歪んだ笑いが込み上げ 、近距離で見る彼の何処か中性的にも見えるその顔 、じっと見つめ 。そして 、勿論 彼の焦りの理由が異議を唱えたいからではないと知っていながら 、静かに言葉を紡ぎ 、空いている手で強引に掴み 。 )