名無しの部族 2019-12-31 21:56:23 |
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("嵐が悪いモノを連れてくる"そう恐れるのは村の年寄り連中だが、眼で確かめる役目は若く腕の立つ己のもの。泥濘みを避け、大風にへし折れた樹の枝枝を渡り歩いて島を見回り、やがて生い茂る葉の隙間から覗いた砂地に一つの異物を捉えると獣のように身を屈めて目を凝らし。始めは死体と見紛った眼下のそれがゆっくりと動き出せば槍を持つ手に力を込め、男の掌に奇妙な"石版"の存在を認めた瞬間そこへ狙いを定めて強く枝を蹴りつけて。体重と落下の速度を乗せた一撃は鋭くも石版を僅かに逸れて砂地へ深々突き刺さり、引き抜いた勢いのまま素早く切っ先を相手の喉元へ向けては『──お前、一体何だ』と、その死人よりも白い肌を睨めつけながら低く問い。見た事の無い体の色。怪しげな道具。これが異界からやって来たモノだというならば、害をなす前に己が排除しなければ──とようやく思考が行動に追いついた所で、より一層強く槍の先を突きつけて)
『何者だ。どこから来た?──答えろ』
(/お待たせして大変申し訳ありません…!上げ・初回ロルありがとうございます!
心情ロルは大歓迎ですし、こちらは特に苦手なロル形式等もありませんのでどうか書きやすい形で綴っていただければ幸いです。こちらも性格上確定ロルが混ざるかもしれませんが何卒ご了承ください…!
また、謎言語を喋っている間は台詞を『』で区切らせていただきますが、言葉を覚え次第外していきますのでしばらくお付き合いくださいませ!)
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