匿名 2019-12-30 14:35:22 |
通報 |
>>殺生院キアラ
「はい、ご名答。蜂蜜は喉にも良いですしそれに頑張っているマスターへのご褒美として囁かな撓むけです。それに加えてシナモンも少々、温まると思い入れてみたのですが…」
(明るさを取り戻した表情にこんなたかが蜂蜜程度にこんなにも喜ぶ少々はこの時だけ年相応の様に見え自身も手にしたコップに静かに息を吹きかけながら笑みを向け緩やかに揺らめく湯気はその身を闇に溶かしながら深みのある香りを気化させる。喉をつたわり胃に落ちる熱にぐっと喉を動かすも目の前の少女が美味しそうに飲む姿はなんとも言えぬ満足感にずっと眺めていたいものだと只凝視する。ふと脳裏を掠める疑惑にて、何故こうも平凡に見える少女がこのような場所にしかもこの孤立されし要塞で身を削り戦い続けるのか。辛いだろう、苦しいに決まってる。己ならそんな面倒な事せずとも自分が身につけている力だけで人に支配されぬ自由を選びこの場からなど直ぐに逃げ去るというのに、)
「――時にマスター、貴方は己を特別な存在だと思ったことは御座いますか…?」
(つい、ぽろりと零れてしまった言葉は自身が抱いていた疑念を抱きながらそれでも逸らさぬ目線は楽しげに。彼女がもし肯定し人類最後のマスターである肩書きに自負していたとしても哀れな少女でもそれはそれで構わないのだが極端に知りたかった、何故戦うのかどうして逃げないのか、…得をするような利益もないのに。押し付けられた英雄の称号を彼女が重いと言うのならそれごと極楽へと誘ってあげよう、逃げ出したいと言うのなら今すぐにでもこの城を壊し自由へと導いてやろう。歪んだ愛ゆえに救いたいという意思だけが己を動かすのだ、)
>>アビゲイル・ウィリアムズ
(煌びやかに輝きを放つ彼女の瞳はそこら中に散りばむ星の様だった。再び繋がれた手を優しく握り返すと、彼女と眺める月はこの日の為に手向けられた一面を飾る絵画そのものでそれを相手と眺められる事がなんとも幸せで顔を綻ばせる、手を通し感じる彼女を決して怖がらせぬようにと浮かんだ互いのみをそっと近づけて浮遊する感覚を後目に銀の雲を道のように歩きながら月下を散歩していき時折舞い降りる流星は魔力で具現化し甘いキャンディーへと変貌する。此処は夢、己が隣の主人へと見せた幸せなプレゼント見るだけでなく自分と見れて嬉しいと言ってくれるはしゃぐ姿がなんとも愛おしくてこんな時間が永遠に続けばいのにと、寂しげに瞳を伏せてしまうと取り繕うと浮かべる笑顔は儚げで、)
「私もよ、貴方が願うなら私は何も怖くないもの。もし其れがこの世界を敵に回すものでも私はマスターの味方で居てあげる。」
(紡ぐ言葉は恍惚と告げられ、手にしたキャンディーを口に放り込むとすっと鼻を抜ける柑橘系は檸檬の味。ふわりふわりと夢心地で互いに時折顔を見合せながら歩くその道はどこ迄も伸びており、終わりなど自分にも分かってはいないが自然と恐怖は感じない「マ、マスター。私はずっとこうしていたい…其れが悪い子の考えだって分かってはいるの。でも、でもね辛い現実から逃げたいと思うのは悪い事だとは思っていないわ」切なそうに顰めた眉間が躊躇いがちに開かれた口から絞り出した言葉に彼女がどう思うのか、迷惑と思われたら…雲行きが怪しくなる空模様は自分の心境を鏡みたいに映し出す。雷を含む黒い雲が大きな月を隠すのは不安が出てきた今を表し、でもそれでもと目線だけは逸らさずに)
(/ペースなどお気になさらず!!私めも毎度毎度返信塾考しすぎて遅くなっているのですから…、身体を按じるお言葉に心が温まりました。寒い日が長々と続きますがサーヴァントとして主人を第一に考えております故何卒御相手様、背後様も体調をご自愛下さいませ。今回もなかなか言葉が錯乱する乱文とはなってしまいましたがゆっくりまったりとお返事お待ちしております!)
トピック検索 |