匿名さん 2019-12-26 21:16:52 |
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( 自分が視線を向けた本棚にずらりと並ぶのは、執事としての作法やマナーなどが書かれた本があり、以前の執事からの引き継ぎとして、この部屋をあてがわれていて。しかし、引き継ぎと言えど礼儀作法を一般人、しかも不良だった己に叩き込むのは並大抵の苦労ではなかったことを思い出していると、背中には温もりと子供ではないと意識せざるを得ない身体が当たり。胸の鼓動は早鐘を打ち、しかし立場上は彼女との恋を実らせるべきではない──と理性を呼び覚まし、自分の想いを押し殺せばどうやって彼女を引き離すかと思考を巡らせ、腰に回された手を解こうとして冷ややかな声でぴしゃりと突き放すように口にして )
──お嬢。それは勘違いじゃねぇの。あんたの傍に一番長く居た異性ってのがたまたま俺ってだけだろ。恋愛ごっことかおままごとに付き合っていられねぇんだよ、こっちは。
(/こんな感じ…?めちゃくちゃ意識してるけど相手にしないように耐えてる男の図になった← 駆け落ちしたら、かなり坂城苦労してそうだよね。 ( 笑 )
両想いになるまであともうちょいだから、頼むね。( 頭撫で )
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