御指南を .

(/それが一番違和感なく始められそうですね。それではこちらから導入の文を書いていきますのでそれに返す形で始めていただければと思います)

(入学式当日、特に緊張やアクシデントなどもなく恙なく式は終わり、今日は授業もないため帰る前に校内のどこに何があるのかを覚えがてら暇つぶしにあちこち見て回って、暫く校内を見回り、ある程度のところで切り上げて一休みしようと中庭にあるベンチに腰掛けると頭に思い浮かんだのは今日の入学式で祝辞を読んだ生徒会長の女生徒の顔で。彼女を遠目に一目見た瞬間に感じた身体に電流が走るような感覚が今でも忘れられず、これがいわゆる一目惚れというやつだろうかとぼんやり考え、今思えば彼女もこちらをずっと見ていたような気がしたがそれは流石にこちらの思い過ごしだろうとかぶりを振って「流石にそんなわけないよな…」いくらなんでも自分に都合のいい方向に考えすぎだなと苦笑を浮かべていて)