ハッカ 2019-11-24 01:36:30 |
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(噛む、噛む、噛む。じたばた動く腕を押さえて、纏わりつく髪を払って、真っ新な肌にがぶりと犬歯を突き立てる。やめてと怖がる声を無視して、沈んだ場所から流れる血を舐めとって。ただストレスを解消するために、啜り泣く恋人の皮膚にただただ痕をつけていく。___初めてそうしたいと思ったのはいつだったか。思い出せる最初の日には既に、これの首を狙っていた気がする。興味本位や肌が白さに目が眩んだなどの凡庸な理由がきっかけでは無かったはずだ。では、漠然と噛みたいと思ったのだろうか?自分は、そんな薄っぺらい理由でここまで禁欲出来る様な人間だったろうか?本当のところはもう誰も分かりはしないが、今俺に組み敷かれている恋人が痛みと涙を堪えるために唇を噛み締めるその姿は、世界中の誰よりも可愛いと思った。)
他所に落としてたやつの若干修正版
首を本気で噛んでくるような恋人を喜々として受け入れる子も好きですが、命を危機を感じてガチで抵抗する子も好きです
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