鬼為リ　【　妖物　／　中ロル　／　置レス推奨　】　

名前／蒼焔（ そうえん ）
年齢／外見年齢は二十代半ば。実年齢は二百を超える
性別／女
性格／鬼の中でも比較的穏やかで親しみ易い性格で、人間に対しても好意的。飽きっぽい一面は持っているが義理堅く、恩を仇で返す事は絶対にしない。一方で行き過ぎた悪行は見逃さず、人に代わって返報する事も。
容姿／昔程鬼という事を隠している訳ではないが、長い黒髪をひとつに結った姿でいる事が多い。焦げ茶色の優しげな目をしており、淡い色合いの和服を好む。何処にでも居るような人間といった印象。
一方、本来の姿は白銀の美しい長髪。人間の姿の時よりも目元が僅かに切れ長で、右目は血の様な深紅、左目は菖蒲色と異なるのが特徴。白目が黒く反転し、ふっくらとした唇は紅い。額には一寸程の角が二本。眉間のやや上には花鈿、目尻には目弾きを入れている。月白色の振袖姿故か、一時期（数十年程昔）は雪女が出たと帝都を騒然とさせたとか。
どちらも白皙で華奢。背は165cm程と高め。
職種／反物屋（一部小物も取り扱う）
備考／純血鬼の家系で、鬼の中でもそれなりの地位に居る一族の生まれ。腕力は鬼の中でも弱く、代わりに氷や雪を操る力を持っている。一族が住む里よりも帝都の方が楽しいらしく、反物の仕入れで戻る程度。力を使う際に蒼炎を纏っている様に見える為、そう呼ばれているが真名は別にあるとか。
鬼為リの噂は耳にしつつ、一応は中立として存在している純血鬼。血肉を貰う「糧」が居る為、飢えることはない。丁寧な口調だが、時折地が出る。一人称は私。
ロルテスト／



（　冷たい風が通りを吹き抜け、日も暮れ始めた頃。虫干しも兼ねて店先に出していた反物を、まるで赤子を抱えるかの様に抱き上げては中へと運び込み。反物とそれを乗せていた台を運び終えた頃には薄らと額に汗が滲み、頬を撫でる冷たい風が心地好い。黒い黒い前掛けに着いた埃を手で払い、ぐっとひとつ背伸びをすると店の奥へと姿を消して。　）