甘党 2019-11-08 18:04:42 |
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>>金城 八葉
……嗚呼!ここね!知ってるわ。
(彼から提示された端末の画面を覗き込んで暫く頭の中で地図の中を散歩しては見事目的値に辿り着いたのかパッと表情を輝かせて。田舎者、と揶揄われるのが何がなんでも嫌だった彼女はどうやら此方に来た際に暇さえあればこの辺の地図を叩き込んでいたのか彼の目的地まで脳内ルートで辿り着くのもさほど時間はかからず。「残念ながら私はお巡りさんなんて胸を張れるような人間ではないけれど案内するわ、子猫ちゃん?」としたり顔で赤く彩られた唇を三日月形に歪めてはかつん、とヒールの音を鳴らして踵を返しながら自身よりも年齢も体格も上の彼へ指先のみで手招きをして。)
>>Gregory
!……まぁ素敵。ぜひエスコートしてくださる?
(突然の彼からの誘いにきょとん、とヘーゼル色の瞳を丸くしたのも束の間、それがすぐに彼の優しさだということに気付けば彼らしい家族への気遣いに思わず頬が緩んで。レディらしい自身の‘ 美しく見える笑顔’を浮かべて上記を述べながら彼の腕にきゅ、と抱きついては緩く首を傾げて。「なーんちゃって。結構メリッサも様になるでしょ?」といたずらっ子のようにしたり顔で舌を出してはいつもの彼女の笑顔に戻り。)
>>モカ
……やだ、迷っちゃった。
(いつものように少しでも街の地図を頭に入れようと探索をしていた最中。自身が迷い込んでしまった辺りの風景を見ては上記をぽつりと呟いて。瓦礫や廃墟と思わしき建物が並ぶスラム街のような場所に似つかわしくない自身の格好を見下ろしては少しため息を吐き、こんな所にこんな格好で居てはゴロツキの格好の餌食じゃないかと来た道を戻ろうと踵を返し、……かけたところ。何かの破片が壁に当たって砕け散ったような大きな音にぴくりとその足を止めて。そちらへ目線を向ければ瓦礫の上に腰かけたモカブラウンの髪色の男性。ここの男性だろうかとそちらへ目線を向けては首を傾げて。)
>>チューブ
?……嗚呼!そういうこと。そうね、別にこんなのは腐るほど見ているからあなたと同じ側かしら!最も所属は異なるけれど。
(コッチ側、との言葉に不思議そうに首を傾げたもののすぐにその意味を察してはぽむ、と納得したような動作をしたあとに上記を述べて。そういえば普通の女の子はもう既に命の灯火が消えてしまっているモノを見れば何かしらの反応をするものだ、と今更ながら気付いたのかくすくすとおかしそうに笑っては「騒がれたいのなら騒ぐわ、大声得意だし。」とにこーっと笑顔を浮かべながら冗談交じりに彼へと言葉を紡げば彼のグリーンの瞳と目線を絡めて。)
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