姫りんご 2019-11-03 20:06:41 |
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( 夕日が差し込む軽音部の部室。ふわりと包み込むような光に意識を掬いあげられると棺桶から身体を起こし。そこにはいつもいる部活の仲間はいないようで欠伸をひとつ。騒がしいわんこや双子くんたち、愛しい弟がいないのならば起きていたところで意味がないだろう。もう一度、と棺桶へと入り込む。と、その前に自分の存在がわかるように部室の扉は開いておく。閉じたままでいると施錠されたと思われかねない。自分としては此処で夜を明かすのも構わないが、教師に見つかっては怒られてしまうだろうし。"誰か我輩を見つけておくれ"なんて普段は言わない言葉を静かな室内に溶かし、そのまま瞳を閉じる。棺桶は少しだけ、開いたままで )
久しぶりゆえにかなりの雑文章を失礼します。部室で二度寝しようとしている零を止めてあげてください。長さは短めとなっておりますが、増減可なので回しやすい長さでお願いします!
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