(お昼の時間は少し過ぎていて、テーブルはいくつか空いていて。 空いているテーブルにしおちゃんと向かい合わせで席に着いて) わたし、電車でごはんたべるなんて初めてだよ。 なんか不思議な気分。 (食堂車の窓は大きく、進行方向の反対に飛んでいく景色がよく見えて。 ただしさっきから荒れ果てた岩場の代わり映えしない風景が続いていて)