ヤンデレボディガード 2019-10-23 21:47:08 |
通報 |
……!(予期しなかった行動に一瞬体が強ばる。篠崎に撫でられたのだと気づきその手の温もりを感じると共に、溢れんばかりの多幸感に包まれたために、その表情はとろけて)
はぁ……ハルマぁ……!
良いですよ、私が何から何まで教えて差し上げます……!○月×日の午前九時、私があなたと出会った運命の時を。ええ、それはもうつまびらかにお話申し上げましょう。何から話しましょう?あなたが私にどんな声で話しかけてくれたか、あなたがどんな表情で私をまっすぐ見たか、あなたの手、姿、服、全部覚えていますので!
……ああ、そういえば『あの時』、私はずいぶんと汚れていました。あなたが私にお気づきにならなかったのも、無理はありませんね。
髪は乱れ、濡れ鼠になり、泥だらけで路地に立ち尽くしていた奇怪な男に、お心当たりは?
(自らが勝手に調べあげて知った名前を呼び、とろけきった目のまま篠崎を見つめる。しばらく一方的に話してから、自身の過去の姿について思い出したらしい。期待を込めた眼差しで至近距離の篠崎の目を覗きこみ)
トピック検索 |