暴君主人 2019-10-23 07:05:28 |
通報 |
… 錦さ、……… 。( 八つ刻、を伝える歳ではないのかもしれないが、手に持った小さな銀製の盆に、珈琲ポットとカップケーキ。無論主人の趣味は遠の昔に把握しきっているため、ミルクも砂糖も彼の好みのままに用意済。彼がこの部屋にいるときは、自分の珈琲など用意済なのでカップを持っていく必要がないことも把握している。コンコン、と数度のノックの後に扉を開くと、彼は読書中に見えて、呼び掛けた名を途中で止め。とはいえ、珈琲が冷めてしまうのも好ましくないため、彼の手元を伺えばもうすぐに読み終わるだろうわかり、扉を閉めて部屋の隅に控えて。彼が本を読み終えたのが見えると同時に声も聞こえてきたため、すっと歩み寄り "読書は素晴らしい趣味だとは思いますが、其方の本は時間をお忘れになられる程のもので御座いましたか?" なんて軽く首を傾げながら、彼の珈琲カップの横に盆の上のものを置き、恭しく一礼してから "本日は、パンプキンのカップケーキといつも通り、珈琲で御座います。" と柔らかい微笑みを口元に貼り付けて。)
(( いえいえ!御返事遅れてしまいすみません!素敵なロルで感涙しておりました…。こちらこそ拙い文で申し訳御座いません!返しにくい等ありましたら、書き直しますので御気軽に仰ってください!
トピック検索 |