暴君主人 2019-10-23 07:05:28 |
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__ おや 、もう終わりか 。 ( 休日の昼下がり 、今日は大学も休みであるため 、部屋 のソファーに腰をかけ 、本を読んでいた 。自分以外の姿はない 、その部屋にはぺらり 、ぺらり 、と紙の擦れる音ばかりが響くのであった 。__ 読書の時間は好きだった 。余計なことを考えなくていい 、日頃無駄によく動く頭を休めるにはちょうどいいものだった 。それだけではない 、純粋に フィクションが好きだ 、有り得ない出来事も 、都合の良すぎる展開も嫌いではない 。リアリストであるが故に 、己は架空の世界へ焦がれるのだ 。目線で文字を追いながら 、傍から見ればわかるか 、わからないか 、その程度に小さく優しい笑みが溢れる 。子供のそれとは 、違うが 、夢中といった様子だろう 。しかし 、すっかり薄くなった左側をぺらり 、と捲ったところで 、最後の 1頁だったことに気づいた 。思わず独り言が漏れてしまうのだった 。( 結局 ノンストップで読んでしまった 、また何冊か見繕わないとな 、そんなことを思い 。ぱたん 、とそれを閉じ 、注いだ珈琲を1口啜った 。うん 、悪くない 、やはり休日はこうでなくてはな 。満足げに微かに頷いたように見えた 。)
( / お任せ下さいませ ! 絡みにくかったらすみません 。
こちたこそ是非末永くよろしくお願いします ... ッ !! )
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