匿名 2019-10-17 22:33:16 |
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……スゥー、立派なお店っスね。なんつーかネザゲ感あるっていうか…(外観からわかる広い洋服屋に武者震いか軽く震えつつまさか凛月とこんな場所に2人で来るとはや叶やまっさんには見せられないとか色々な思考が混ざり重い一歩を踏み出し)
あ~ネザゲ……ネザゲ?…っあ、でもめっちゃ広いですよね。その分品揃えが良いと言いますか…( 相手の話に同意しようとするも反射的に首を傾げてしまい。いざ入店すると辺り一面に広がる洋服に少し心を躍らせては、目に入ったワンピースに「…あ、これ可愛いなぁ…」なんて呟いて )
品揃え、た確かに品揃え良さげっスね…り、凛月さんなら似合うんじゃないっスか?(店内の空気に呑まれないよう置物に徹しようかと思ったがワンピースを見ている相手に似合うと思うという言葉をポロリと零し)
あぇっ、そ…そうですかね…?スゥー……っあ、じゃあ試着してこようかな…( まさか相手の口からそんな言葉が出るとは思わず相手の顔を驚いた表情で見上げると、少々頬が緩んではそのワンピースを手に取って )
あ、あぁはいはい試着、試着は大事っスね!お、俺はこの辺で待ってますんで!(無意識に零してしまった言葉なのか意識して言ったのかわからないが相手が驚きの表情ともうひとつ見せた口元の緩みに恥ずかしくなってビシッと気をつけの姿勢になり)
あっ、はい!…い、行ってきます!( どこかどぎまぎとしつつも軽く返答をしてそのままそそくさと試着室まで足を運べば、鏡に映った自分の未だに緩んだ口元に気付き「……私ちょっと喜びすぎ…?」と眉を顰めながら一人でにぽつりと呟き )
……いやいや、勝手に友達とは思っているけどアレは少し気持ち悪かったかなァ…でもなァ…(自らがこぼした「凛月に似合う」という言葉を思い出し相手に不快な気持ちはさせていないかと悶えつつ、相手が見せた頬の緩みは何だったのかうんうん唸りながら腕を組み考え)
…うん、サイズもぴったり。…あとは…、( ワンピースへと着替え終わればどこかおかしい所は無いかと鏡の前で確認を取り、満足気な顔を浮かべるもやはり一度相手にも見てもらいたいという気持ちを抑えきれず、カーテンから顔を覗かせ相手の背中を見付けると「…く、葛葉さーん…」と小さな声で呼び掛け )
え、あ、はいはい!な、なんスか、凛月さん?(突然声をかけられ少し反応が遅れるが何かトラブルかもと思い試着室の相手の方へ向かい「なんかありました?」と視線は合わせずに問い)
えっと…き、着てみたんですけど、どうでしょうか…?…あ、いや!こんな事言われても困りますよね…( 反応してくれた事にほっと胸を撫で下ろし。恐る恐るカーテンを開けたは良いものの上記を述べているうちに段々、やっぱりこんな事で呼び出すのって迷惑だったのでは?と色々と後悔をし始め )
………スゥー、いいと思われられます、いやホント、はい(カーテンの中の相手の姿に目を向けると息をのみしばらく見続け一度深呼吸をして意見を求められているのだから素直に応え、しかし顔は背けてしまい頬をかいて)
…!ほ、本当ですか…っ?あ、ありがとうございます、…嬉しい、です( 相手の一言によって瞬時に後悔は吹き飛び 顔色と共に声色まで明るくさせては心底嬉しそうに笑みを浮かべ、じわじわとくる謎の小恥ずかしさに顔を伏せ少しだけ手で覆い )
…っス、いやぁー店空調効きすぎじゃないっスかね?あちーちですわ(相手の嬉しそうな笑みを横目でチラ見すると頬と耳が赤くなり空調効きすぎじゃない?と誤魔化し)
…い、言われてみれば!ちょっとここ暑い、ですよね…( どこか今までと違う空気感を目前に視線のやり場に困っては逃げる様に「…き、着替えてきます!」と試着室のカーテンをシャッと勢いよく閉め切って、衝動的にその場にしゃがみ込めば一度深呼吸をして )
………クールになれラグーザ、姉の友達に買い物に誘われたただの弟に…(「なれるわけねぇだろ!弟誘うなら姉も誘うわ!」と小声でツッコミを入れ急にカーテンを閉めた相手に不快な思いとかさせてないかなと心配になり「大丈夫ッスか?」とカーテン越しに声をかけ)
…っだ、大丈夫です!……いや、大丈夫じゃないかもしれん…( 相手の声に肩をびくりと揺らせば一度大丈夫と断言するも、慣れない相手を前に慣れないマネをしたという点においては自分自身にとって大丈夫とは言い難く、本音をぽつりと呟き )
……あのォー、やっぱ俺いない方がいいっスよね?凛月さんに不快な思いさせちゃったかなァとか思ってたんスよね…(「大丈夫」という返答だが声や様子から大丈夫じゃないんだろうなと辛うじて察せたがどうも微妙な早とちりがあるらしく、参ったなァと申し訳なさそうに呟き)
そんな事無いです!…葛葉さんが一緒に来てくれた事も、私に似合いそうって言ってくれた事も、私…全部が凄い嬉しかったんです( 自分の行動から相手にそんな事を思わせてしまったと痛感すると少し声を荒げながら否定をしては、心から汲み取っていた今までの感情をひとつひとつ相手に向けて話し )
凛月さん……あー、何かすみません、俺とちったみたいで恥ずかしいな!そだ、お詫びにじゃないっスけど今着てる服俺が金出しますんで!(相手の言葉に心臓が飛び跳ねるように鼓動するのを感じ許容オーバーの恥ずかしさに真っ赤になりながら一度撤退とカウンターへ走り出し)
えっ、いえいえ!それは……って行っちゃった…( 遠ざかっていく足音を聞いて少しだけカーテンの隙間から顔を覗かせると、既に遠退いてしまった相手の背中を目に「…ちょっと、変な事言い過ぎちゃったかな」と自分の発言を振り返っては頬を赤く染め )
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