最大瞬間風速【〆】

( 起き抜けの回らない頭で捻り出した無理な言い訳が罷り通る筈もなく、呆れ顔の教師からは二度目は無いからなと強く釘を刺され、教室のあちこちからクスクスと湧く笑い声を浴びながら倒れた椅子を起こして着席する。悲しい哉こうした情けない失態でクラスメイトに囁かな笑いを提供するのは今回が初めてではないのだが、まあ間違いなくこの情況を最も楽しんでいるのは、やはり隣の彼女だろう。予測通り、すぐに隣から愉しげな小声が聞こえてきた )
なんで知っ……いや、そんなんじゃなくてさ。……夜中勉強してたんだよ、中間試験もうすぐだろ。
( 見事に図星を刺されて半分滑った口を即座に抑え、馬鹿にされるまいと出来る限りの澄まし顔を作ってみせては懲りずに出任せを語り )


(／拙いロルに勿体ないお言葉ありがとうございます…！
ロルの長さについては此方も始めのうちは特に冗長になりがちですので、どうかお気になさらずです。寧ろ大変読みやすく、文章のテンポ感が心地よくて惚れ惚れしてしまいました！こちらのロルについても、ご要望があれば何でも遠慮なくお申し付けくださいね。
それでは、背後はここらで一旦下がらせていただこうかと思うのですが、追々また展開のご相談などさせていただきたく思います。何かご希望のシチュエーション等ありましたら何時でも仰って下さい。全部やりましょう！それでは失礼いたします。)