匿名さん 2019-10-09 22:32:00 |
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…私は…もう大丈夫…
(彼はいつもと変わらない笑顔を向けてくれる、だが逆にその笑顔を見れば見るほど自責の念が積もり辛くなっていきそうで、目を合わせることができずうつむきながら言葉を紡ぐ。決まり悪そうに教室を出ていった彼女らに続いて他の生徒もいなくなり教室には二人だけ、嫌でも聞こえてくる陰口は目の前の彼ではなく自分に向けられているものだと気づくと少し気が紛れる。ただこの空間に身を置くのに耐えられず『行かないの…?』っと目線は床に向けられたまま呟く。
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