青空のキャンバス　〆

写真、撮らせてほしい。
(真剣な眼差しを向けられるとまるで映画の告白のワンシーンのようだと感じつつ、それぐらい何をやっても画になる相手を写真に納めたい思いを口に出し「言っておくけれどモデルのお仕事じゃないからね。君のありのままの姿を撮りたいの。」勘違いされる前にすぐさま付け足し、「嫌だったら断ってくれて構わないから。」 ファンは大勢いる彼の事だ、断られたらそれで仕方ない。と割り切ることにしていて )

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(相手への片想いを応援してくれている先輩らに茶化されては耳をほんのりピンク色にさせながらヘラヘラ笑い、チラチラと相手の姿を無意識に目で追ってしまっている自分もいて。然しひとたび休憩が終わりハードな練習が始まるとただひたすら己の能力を高めようと精神を研ぎ澄ましていき。まだまだ完璧とは言えないがチームワークも徐々に生まれてきたり、相棒の長距離シュートには「やっぱスゲーな。」などと偽りのない尊敬の眼差しを向けたりと、練習に励んで)