ミステリー少年 2019-10-09 14:00:08 |
通報 |
「幽霊ってめっちゃ燃えるじゃん?カメラ持ってきたからさ、心霊写真撮れたりしないかな…」
(なんてウキウキとした様子で足軽に進み扉の前に立った。扉は大きく威厳な雰囲気で来る者を拒んでいるようにも見えなくもないが黒と金で細やかに装飾されたドアノブを掴み引くとそんな力をかけなくともこの邸に歓迎されたようにすんなりと開いた。中は電気が灯ってなく暗いので鞄から懐中電灯を取り出して地面を照らしてみた。少し汚れはあるものの洋風で綺麗な赤い絨毯が敷かれていることがわかった。少し横を照らすと椅子のような物もある。丁度皆が座れるくらい)「ブレーカーの場所探してくる。たしか電気つくはずだから。誰か一緒にいく人いる?」(みんなの方を振り返りそう話しかけては同行者を探す、その心理は少しの恐怖心というのもあるがそれは孤独に対する恐怖であることは本人は気づいていない様子で)
トピック検索 |