夕闇酒場【マジェスティ】(異能/シリアス)

(黒スーツ)

>ノーム

最近、でございますか？
そうですね…。
(ほっそりした顎に手を添えて考え込めば、
美しい眉間に軽く皺を寄せ)

(アデル)

>シスター

我輩？すっごいベロベロになるよ～♪
呂律回んなくなるし。
確かに、我輩の力は【薬の女王】だよ。
その気になればアルコール分を
操ることぐらい簡単だし～！
でも、折角マスターの選んでくれた
酒を操るのはナンセンスってもんでしょ～。
(ちっちっ、と舌を鳴らして指を左右に振り)

>ノーム

ふふ。
我輩はいくら犯罪者に成り下がっても、
多少の文学的素養は忘れませんから。
(人間性の見えない、知性と美しさに
覆い隠された微笑みを浮かべては言い)


(マスカレイド)

>黒スーツ

…頼みがある。聞いてくれるか？
(足を止めてくれたマスターに問いかけ)

>ノーム

…俺が望むもの？
真の孤独、憂鬱、虚無、恐怖…愛情、だ。
其れが俺を作る全てであり、
俺の存在意義なのさ。
(これ迄の冷たくとも温厚な彼とは違い、
虚無の瞳は氷を埋め込まれているかのように
冷たく、唇から漏れ出る言葉は恐ろしく
冷たい冷気を纏って辺りへと広がり。
まるで、彼の通り名が【凍った血の死神】で
ある所以を表すかのように彼は虚無そのもので。
だが、最後に虫の鳴くような声で呟いた
「愛情」は彼に遺された人間性の片鱗なのか、
または只口が滑っただけなのか)

>ノーム様
私も愛を受けとめてもらえたのは久しぶりですわ。ああ、ノーム様が私のいとおしい愛の矛先でしたらよかったのですが……いえなんでもありませんわ(昂りが高かったわけではないが自身の熱量を受け止められたのが久しい事で嬉しそうに笑うも相手に最高潮の昂りを向けられない事に瞳は一瞬憂いを帯びてまたすぐににこやかに笑い)
>アデル様
いささか不粋な問いかけでございました。この酩酊感もまたマスターの愛なのですから。私もアルコールを飛ばそうとすれば飛ばせますがいたしませんもの(ちっちと指を振られれば相手の言に理があると思いまた自分の質問が愛の欠いたものだと謝罪し自分もしようとすればアルコールなど呑んだ端から体温で蒸発させれば口から全部出ていくがそのような事はしないと答えて)

→黒スーツ
や、そんナニ深く考エナくて構わんぞ？暇潰し程度に聞コウと思っただけだカラよ？
(眉間に皺寄せる姿を見れば宥めるように影を揺らめかせ。余りに真剣すぎる姿に酔いが覚めたか、ふっと溜め息が洩れ。)

→アデル
なら、猫ニマで機転が利くと思っタノダが...ドウかね？
(ふと彼女の影の元へ立つ自らの影を指差し。影なので表情など読めよう筈もなく、しかしそれは確かに口角を吊り上げており。正確には口許の部分が綺麗に切り取られ口の形を為して。其はそっと彼女の影を掴めばするりと地面から剥がしてみせ。)

→マスカレイド
冗談は云う相手を選ぶもんだ...余を前に、二度はないぞ？
(周囲を凍てつかす言葉を放つ彼に、まるで氷を砕くように鈍く響く応える蜥蜴。先程までの仮面のついた影は彼の言葉に痺れ凍りついたかのように固まるも此方は別で、口調が変わったかと思えば尻尾を天井に触れたまま胴体は脱力し彼の前まで来ると止まり。彼の眼を覗くように此方もまた仮面の視線を合わせ。)

→シスター
矛先？...嗚呼、イイよ。俺デヨければ、いクラでも刺して。感謝への御礼、といウノも変な話かもしレナイけど。熱いのモマぁ多少なら平気...かな？
(彼女の憂いの表情を見逃さず、一つ提案するように告げ。この身体なら出来る礼と言うも実際はどうなるか半々な所でこのような提案に乗る筈がないと思うも、どこか彼女を知りたいという気持ちもあながち間違いではなく。それは他人を知ることで自身の空いた孔を埋めたい衝動かもしれないが、とりあえず彼女の反応を伺い。)

(黒スーツ)

>ノーム

そうですか。
(眉間の皺が取れ、ふと笑ってみせ)


(アデル)

>ノーム

「好奇心は猫をも殺す」…でしょうか？
理性の螺子が緩んで久しいもので、
自分でもよく分からないのですよ。
(困ったように眉尻を下げて微笑み)

>シスター

でしょ～？
(酔ってきたのか、些か赤みを帯びた顔で
満足げに言い)


(マスカレイド)

>ノーム

…はっ。それが、貴様の異能か。
妾は、死への恐怖なぞ…とうの昔に棄てたのだ。
(微かな憂鬱さと退廃的な美しさを帯びた紅の瞳を持ち上げたが、その瞳はいつの間にか黒い布で覆い隠されていた。先程までの丁寧な口調とは打って変わった高慢な口調になり、相手を睨むように見据えては【彼】の足元で小さな影がいくつか蠢き)


(アデル)

>マスカレイド・ノーム

お二人様、喧嘩はやめにしませんか？
折角の夕闇なのですから…さぁ。
(凍った血の【死神】にも、不気味な影にも怯えず赤毛の【女王】は言い放ち。その瞳は淡く、鈍く光輝いていて)
我輩も、こんな所で我輩の異能を
使いたくないのです。

>ノーム様
お心遣いは大変嬉しいのですがそれは難しいのです。愛は突発的で衝動的でもあるのですから。私はまだノーム様を真に愛せるほどではありませんわ。かくいう私自身も真に昂る愛など知りはしないのですが(相手の提案に虚をつかれるがそれは自分を慰めるだけの行為で自身の求める愛にたどり着きはしないであろうと断れば苦笑をしながら自分の求めるものを自分も知らないのだと答えて)
>アデル様
……これもまた愛の形なのでしょう。(ぽぉっと顔を上げれば自身を襲う酩酊感に心地よくなりながら顔を赤らめさせる相手をぼうっと見つめればずずずと口をつけたカップからは空気を吸う音が鳴り)

→黒スーツ
というわけで、おかわりをお願いできるかな？
(空いた皿を影が彼の前まで運び)

→アデル
喧嘩...クッ、笑えない冗談で嗤わされるとは滑稽だ。だが、断ろう。貴様も同じ土俵なのだからな。
(彼女の影掴むそれは音もなく混ざり始め。やがて零れるように垂れたかと思えば、再び立ち上がり。しかし先程の姿とは異なりまるで彼女の影が自立したような姿を見せ。)

→マスカレイド
異能...？嗚呼、貴様らに合わせるとそう表現しなきゃならんのか。愚か、傲慢だな。仕方あるまい...貴様にそれは不相応なものだからな。
(彼の変化に気付くも特に気にも留めない様子で、仮面を影で覆うように此方も臨戦態勢整え。その背後から先程の固まった人形の影が動きだし、彼の前で膨張し視界を遮り。)

→シスター
なルホど、難しいモノナのですね...。シスターの求める先は、何ガアルと、お考えでしょう？
(苦笑い浮かべる彼女に仮面を傾けて頷き。欠落した感情を埋めたいのか、はたまた彼女に何かしら興味を持ったのかその場に座り込み。彼女の理念に興味が湧いたのか仮面の上の影が蠢き、やがて大きな獣のような口を開けば奥から鈍い声が響き尋ね。)

(黒スーツ)

>ノーム

了解しました。
(空の小皿を持ち、「ナッツを取ってきます」と
カウンターの奥へと引っ込んで)


(アデル)

>ノーム

…闘わなければならないのですか。
我輩、無駄な争いは避けたいのですが…。
(溜め息を一つ吐くと、一歩後ずさり。
途端に瞳孔を大きく開いては肌がじわじわと
黒く腐っていき、唇からは毒素か胞子のような
薄い紫の煙が漏れ)

>シスター

マスタ～、お代わり～！
スコッチのソーダ割りで～！
(呂律もあまり回っていない様子で、黒スーツに酒のお代わりを頼み)


(マスカレイド)

>ノーム

…嗚呼、妾の可愛い信者よ。
妾の為、目前の敵を倒してくれるな？
(ゆらゆらと彼自身の姿が朧気になって消えれば、彼の足元を蠢いていた影が人の形を成し。それは彼と同じように目を布で覆い隠され、鉈を携えた数人の少女…【信者】へと姿を変えて)

>ノーム様
何があるのでしょうか……わからないから求めるのではないのでしょうか。あの日のような愛をあの日以上の愛を求めるから。(相手に問われれば口を明けながら迫る影に怯えはせずにその影にあくる日自身の街を焼いた、転換点となった燃え盛る大火を錯覚すれば懐かしむような瞳でそう答えて)
>アデル様
ご自愛なさってください……なんて野暮ですわね。私もウォッカをロックで(酒を進める相手に少し心配はするものの野暮というものだろうと自分も寒冷地の出であるため強い酒を頼み)

(アデル)

>シスター

だぁいじょぶ！
節度は分かってるつもりだよ～♪
(顔を真っ赤に染めながらにやにやと笑い)

【名前】マクダビッシュ

【性別】男

【年齢】40

【会員No】13

【備考】
社会から迫害された異能者や元軍人達を率い、依頼人からの依頼をこなす犯罪組織「ガルエード」のボス。諸事情から所属していた某国の軍を抜け、同志と組織を結成。メンバーや依頼人探しのために様々な酒場に顔を出す。

【能力】百戦錬磨
軍属経験・これまでの仕事に裏付けられた類い希な戦闘能力、洞察力、銃火器への造詣を持つ。並みの装備の軍人50人程度までならば一人でいなすことが出来るらしいが、人外にどこまで通じるかは不明。


【容姿・性格】
金髪オールバックに青い目の白人。目線が隠れる程度の色が薄いサングラス。深緑の上下迷彩服を身に付け、上顎に口髭を蓄えている。身長は180cm。

一見、陽気でフランク、フレンドリー。どんな人種とも分け隔て無く接する反面、犯罪組織のボスとしての冷徹さや非情さも兼ね備えており、利用価値がない相手や琴線に触れた相手は容赦なく始末しようとする。

(/素敵なトピを久々に見つけたので、参加希望させていただいていいですか…？お見苦しい文章失礼します！)

>マクダビッシュ様

ええ、構いませんよ。

貴方のような、人生経験の豊富な方さえ
囚われる夕闇…一体どんなものなのでしょうか。

ようこそ、【マジェスティ】へ。

>>all
邪魔するぜ！
ほうほう。噂どおり、目つきがヤバそうな奴らがウヨウヨいやがる。きな臭さで目眩がしてくらあ！

(扉を威勢良く開けると、悪戯っぽい笑みで酒場の隅々をしげしげと見つめながら会員証をさしだす。)

そうだ、これ！

(と、肩に掛けたバックパックの中から薄い化粧箱を5箱出し、カウンターに広げる。1つの蓋を開いて詰められた葉巻を見せる。)

依頼人から報酬として頂いたんだが…、コイツの良さを理解する連中がうちには少なくてなあ！モノの値打ちが分かるアンタ達に吸って貰う方が本望だろ。
まあお近づきの印ってヤツに、よければ取っといてくれや！吸う代金は俺のツケで構わねえが、湿っぽい所に置いといてくれよ！

(/許可ありがとうございます！なりきり不慣れで、お見苦しい文章も多々ありますがよろしくお願いします。)

(こちらこそ宜しくお願いします)

(黒スーツ)

>マグダビッシュ

マグダビッシュ様で間違いありませんね。
ご注文は何に致しましょう。
(穏やかな微笑みを浮かべては会員カードを返し、首を軽く軽く傾げ)

(アデル)

>マグダビッシュ

お、新入りさんかな～？
我輩はアデル。【天才科学者】だよ～♪
(新しく入ってきた人物に顔を向ければ軽薄そうな笑みを浮かべて話し掛け、注射器をくるくると指先で器用に回して)

(マスカレイド)

>マグダビッシュ

…新入りか。
(すん、と犬のように鼻を鳴らして匂いを嗅げば、どの仲間でもない、嗅いだことのない匂いに眉を顰めればそれが新しい来客だと気付いて)

>アデル様
その笑みはなんでしょうか？(ニマニマと笑う相手にウォッカを煽りながら何かあるのだろうかと聞いてみて)
>マクダビッシュ様
あら新しいディアフレンドの方でしょうか？ご丁寧に手土産まで持参いただいて。熱を操る私といたしましてはとても興味深い品なのではありますが……生憎愛煙の趣味はなくて、いえこれが新入り様の愛なのでしたらはじめてみるというのも一興でしょうか？(新たな来店者ににこやかに相対しながら自身の愛の傾向性とどれくらい合致するかと値踏みをすれば満足したのか持参された手土産に目を向けると葉巻という馴染みの無いものだったがはじめてみるのも一興であろうかとそう口にして/よろしくお願いいたします)

>>黒服
ラフロイグを頼む！ショットに水を2、3滴垂らしてな。あと、さっきのシガーを1本！今日は祝杯だ。

(アデル)

>シスター

いざとなれば、我輩の二日酔い防止薬が
火を噴くからね～♪
マスター、ナッツ頂戴～♪
(先程飲み干して空っぽの薬ビンを振り)


(黒スーツ)

了解致しました。
何か喜ばしいことでも御座いましたか？
(祝杯、という単語を聞けば首を傾げながら微笑んで問いかけ)

>>シスター

……戦場の匂いとは違うな…。とこぞのトンマが兵舎を焼き払ったような死の匂い…。
(ほんのりと鼻を掠めた異臭を訝しむも、シスターの話から能力に察しが付き)

……ハハハ！少なくとも、そこら辺のシガレットとは雲泥の差さ！2、3年管理された物を吸ってみろ。親兄弟よりも親愛を抱ける味さ、コイツは。

(きらびやかなリングがはめられた葉巻を箱から取り出し、マジマジと見つめながら)

お嬢さんは、ハタチになってから…と言いたいところだが、一度でも修羅場を潜ったら俺もアンタも闇夜の住人さ。闇夜の住人にとっては非合法こそが法。そうだろ？……吸(や)ってみるかい？)

(手に取った葉巻を眺めながら滔々と持論を語ると、相手の出方を観察するように、不敵な笑みを浮かべて葉巻を差し出す)

→黒スーツ
(/すいません、こちら上手く続けられる自信がないため切らせて頂きます。)

→アデル
無駄かどうかを決めるのは此とシテみてからでも遅くナイト思うが？...まぁ見セテ貰おうではないか、此処の者達の力量ヲナ。
(変化する彼女の前に、彼女の影と混ざった其が立ち身構えて。放つ雰囲気闘志はまるで生き写しのようで、何処か怪しく写る姿で揺らめき。)

→マスカレイド
其の扱いが稚拙よ...其もまた余であること、今此処で示してやろう。
(現れる影の形に憐れむように吐き捨て。自らを覆う影の其と彼の扱う影の其の通ずる何かを知ったような口を呟けば、膨らむ人形の中から触手が伸びて。先端から無数の剣を出し、信者と呼ばれる彼女らの元へ加速し。)

→シスター
炎に魅入ラレた、或いは炎に囚わレタか...だが、その有様は美シイと云うのだろウナ。シスターはそれで、何を救われルノで？
(獣の口はまるで喜劇を読むように声を踊らせ、口腔の奥から舌らしきものを伸ばせばその上で十字架を模せば彼女の顔の前に捧げて更に尋ね。)

→マクダビッシュ
...まルデ晴天と荒天が同時に来たヨウな騒々しさ。だが、其はナンダか懐かしい。此奴に倣って、頂戴しよう。ア、リガと...ウ
(開く扉に入る人、一瞥すれば仮面に影の触手で押さえれば仮面を左右に揺すり。手土産の品を確認すれば何処か遠い記憶のようなものが脳裏を過り、珍しく礼を述べればスーッと近寄り。葉巻を数本頂戴する際、影から痩せ細り老いた手が覗くもすぐに影の中に消え。受け取れば音もなく元の位置まで戻り。そのうちの一本を影から出すも火を起こすものを持ってなかったのか辺りを見回し。/これから、よろしくお願いいたします。)

>>ノーム

うおっ！唐突に出てきやがって！18世紀から歩いて来たみたいなナリしてるな、アンタ！

(音もなく寄ってきた大柄な男に対しビビり、ペストマスクを揶揄するジョークを飛ばしながらも、男の身のこなしから只者ではないと興味を持つ。)

…ほら、シガー貸してみな。俺が炙ってやるから。
酒は何がいい？一杯目は俺の奢りだ。
まあ、シガー(こいつ)と合わせるなら個人的にはラムかバーボンだな……

(彼を組織に勧誘、もしくは依頼を聞き出そうと腹に決めた。が、まずはコミュニケーションが必要である。男が火を持っていないのを口実に、柔和な笑みを浮かべながら男の隣に座りこみ、あれこれと世話をやき始めようとする)

(/こちらこそよろしくお願いします！)

>>黒服

なあに、長年追ってたハイエナを地獄逝きの片道列車にぶち込んでやっただけよ。鉛玉やら毒やら、たっぷりと利子を付けてな！

(シガーの煙をゆったり吐き出しながら答えると、軽く掲げたグラスを虚空に向けて小さく傾け、乾杯のサイン。)

(黒スーツ)

>ノーム

(了解しました)

>マグダビッシュ

ふふ、そうでございましたか。
おめでとうございます。
(相手の言葉を聞けば微かに狂暴性を漂わせる柔和な微笑みを浮かべて)


(アデル)

>ノーム

ふぅ…。
(ゆっくりと呼吸をすれば、彼女のガンベルトに…付けられた薬が一気に腐敗し)

(マスカレイド)

>ノーム

【…魔女さまの為に…】
(少女たちの一人が呟き、応戦する仲間が一人、また一人と切り捨てられるのも構わず触手の一本に鉈を振り降ろし。そしてくるりと向き直り、
周りの触手へと対処を始めて)