とくめい 2019-09-25 09:21:08 |
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→ 日和
えっと…ごめんね。ありがとう、みっちゃん。
( 彼を弄ぶ様に一度言い掛けた事を撤回してしまったが、苦笑混じりに了承を得られると胸を撫で下ろし。先程の問いへの返答を貰うと、何処か足取り重く去って行く彼の後ろ姿にお礼の言葉を掛けて。その姿が見えなくなれば眉を下げ、ほんのりと感じる心細さをぐっと堪えて歩みを再開し。ちょっとした罪悪感が拭いきれないものの、一先ず言われた通りに初期刀である男士の部屋まで進んでいき。然程遠くもなく目的の部屋まで辿り着けば、一番付き合いが長いという事もあってか、少し気の抜けた声で呼び掛けながら部屋の扉をノックして )
──…歌仙くーん、居るかな?
→ 膝丸
主、俺だ。入るぞ。…朝餉の支度が整ったらし──……主?
( 彼女と一番距離が近かったあの宵から一週間、近侍としての務めに励む日々が続いており。当たり前の日常に物足りなさを感じるのは、彼女とゆっくり時間を取れないからか。そんな邪な感情に蓋をして、己が兄者と慕う刀と共に朝方から本丸内を歩いて回っていたのだが、厨へ寄った際に当番の刀からそろそろ朝食が出来るとの報告を受け。ならば主人に伝えなければと、兄刀と一旦別れて彼女の元へ向かい。そうして執務室の前に着いて静かに声を掛ければ、襖にそっと手を添え。朝食に呼びに来た旨を淡々と伝えながら開いていくも、伏せていた瞼を上げた所で彼女の姿がない事に一つ瞬きを。特に外出等の報告は受けていないが、彼女はどこに行ったのだろうか。ゆっくりと中へ足を踏み入れると、辺りを見回しつつ首を傾げ )
( / わわ、そう言って貰えると安心です…!ヘタレというか、何だか頼りない子に見えてきてどうしようかと打ち震えていた所で…。
有難う御座います!早速部屋に訪ねさせて頂きましたので、宜しくお願いします。くっ、何とかやきもち焼いてもらえように頑張らせますね!
勿論です。頃合いを見て然りげ無くアピールしてもらえれば、髭切さんを向かわせますので!呑気に振り回すフリして、上手く二人を後押し出来れば万々歳ですね。膝丸はそれを見てやきもきしてそうですが…! )
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