とくめい 2019-09-25 09:21:08 |
通報 |
→ 日和
は、い…出来るだけ、無理はしません。いつも迷惑かけてごめんなさい。
( 座ったまま微妙な体勢で取った仮眠の所為で身体の節々が何処か鈍くなり、地味な痛みを感じるものの、幸い顔色に問題はなかったらしく。再び腰を下ろした彼に強制的に寝かされる事態にはならずほっと一息零し、固まった身体をほぐす様にゆっくりと背筋を伸ばして。いつもの様に髪を撫でて念を押されれば、日頃の行いを反省しながら声量を落とし、変に畏まった様子で謝罪を。次いで両手に持たされた器をしっかりと握り込み、じわじわと伝わってくる熱を逃す様に何度か軽く持ち直しては、差し出された和菓子にふと頬を緩め。名前の出たこの本丸の初期刀である打刀の彼を思い浮かべつつ、花を模した可愛らしい茶菓子を見詰め )
わあ、綺麗な花の形だね。後で歌仙にお礼言わなきゃ。
→ 膝丸
俺なら起きているぞ、主。こんな夜更けにどうしたのだ?
( 最初の頃のギクシャクとした関係は解消された筈だが、思っていたよりも彼女とゆっくり会話する時間は取れず。まだ審神者に就いて日が浅い故に仕方のない事だとは思うが、あの日以来近侍として彼女の側に仕えるだけの日々が続くと物足りなさを感じてしまい。現状に不満はない筈なのに、何故そうも気になってしまうのか。悶々とする自分自身に溜息を零しつつも、近侍部屋にて淡々と就寝の準備を整えていた所、不意に隣室から己を呼ぶ彼女の声が聞こえて来ると咄嗟に襖近くへと寄り。何か困り事かと襖に手を伸ばしかけてはっと動きを止めては、夜着姿の女性の部屋を勝手に開けるわけにもいかず、一先ず言葉を返す事にして )
トピック検索 |