可笑しな恋 〆

( / こちらこそどうぞよろしくお願いします。初回のみ城の描写も含めロルを回すので長くなりますが殆ど蹴ってもらって構いません！今後の展開や質問などありましたら随時仰って下さいませ。背後は一旦これにて失礼致します。)


( とある日の昼下がり、午前中の職務を終えそろそろ昼食を取ろうと部屋から一歩出ると何処からか話し声が聞こえてくる。"知ってるか？サーカス一座が来ているらしい"──そのまま聞き耳立て内容を確認するとなんともWonder Panicという有名なサーカス一座がこの国に来ているとの事だった。自分がその手の話題に無知なせいか少し眉間に皺を寄せながらその足で部屋に急ぎ戻ると側近の護衛を視界に捉えて )──サーカス、というのがこの国に来ているらしい。……視察に出向いてもいいか？( 好奇心により言葉が浮き足立つ反面あくまで視察という言葉を誇張して尋ねれば片手にコートを取り足早に城を立ち )




──これが、サーカス( 足早に城を後にしたせいか息が上がったままサーカスのゲート前まで馬車を乗り付けると、連れて来た護衛達が四方を確認し始め )あくまで個人的視察だからな、目立つ事の無いように頼む( 持ってきていたコートを羽織り、フードを深めに被ると護衛達を制して )