のら 2019-09-04 04:23:30 |
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( 暫くじっと天井を見つめ惚けていたが、何を思ったか再び窓に視線移すとすくりと立ち上がって。窓辺へと最早千鳥足に近い程覚束ない足取りで少しずつ歩み寄れば、心ここに在らずの様子で外界の様子をサングラス越しに眺め続ける彼女。やがてその表情は若干の疑念を孕んだものへと変わっていき )
....えっと。これは、朝日登ったから明るいの.......?
もう、登ってる? もういい?
でも、朝日ってもっと。もっと明るく、なかったっけ.......?
( そう呟いたが最後、操り人形の糸が切れるかのごとくその場にばたりと崩れ落ちた彼女は、そのまま深い眠りへと落ちていった。 )
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