気に入ったんなら何より。── もう遅ぇし泊まってけよ ( 照れ臭さを心の内に隠しつつ茶香炉を箱に仕舞えばテーブルに置き、抱き付く相手の身体を横抱きにしベッドへと運び寝かせ。照明を落とし己も隣に横たわれば「お休み」と囁き瞼を閉じ )