雪、無音、窓辺にて。

── 何だ、態々作って持って来てくれたのか。相変わらず律儀な奴だなァ ( 突然の来客に瞠目しつつ洩らすもテーブルに並べられた料理見るなり朗らかに破顔し ) 豚の生姜焼きまで付けてくれるとか解ってんなァ、── ン、旨そ ( タッパー開け食欲唆る匂いに満悦げな呟き落とし )
…嗚呼、お前に貢ぐのが趣味みてぇになってっから値段は気にすんな。真緒の血肉になるならスクリーミング・イーグルも本望だろ。── 其れとお前に貰ったマグカップ早速使わして貰ってんぜ。此のマグで飲む珈琲最高だわ。滅茶苦茶良いプレゼントサンキュな。

ところで今年はハロウィンすんのか ──… って行っちまったか。お休み。ちゃんと暖かくして寝ろよ ( 手ヒラ )