語 2019-08-19 18:00:54 |
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>木嶋
うん。ありがとう、麦。
(どうやら涙は誤魔化しきれなかったのか、初めて動揺し慌てた挙動をみせた相手を可愛らしく思いつつ、大丈夫だと伝えるように手をひらひらと振り。再び目線を合わせて投げかけられた言葉を今度はしっかりと受け取ろうと真剣な眼差しで。患者の病気の治療法が全て見つかっているわけではなく、彼の病もまた現状では治る見込みがないことは知っている。それでもこの一言を聞けただけで、今後どれだけ時間がかかっても待つことはできるだろう──そんなことを心の中で思いつつこくりと頷き。安心したことで再び眠気が戻ってきたのか小さく欠伸をし目を擦っては"麦はいつもこの時間まで起きてるの…?"と質問して)
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