語 2019-08-19 18:00:54 |
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…っ!!
(病が身体を完全に蝕み、誰の記憶からも存在が消し去られる。触れることはできず、必死に張り上げた声すらも届かない──そんな夢を見た。深夜不意に目が覚めると、激しい動悸と全身にかいた冷汗の不快な感覚に眉を顰めつつゆっくりと上体を起こして。先程の出来事が夢であったことを理解しては安堵の溜息を吐きつつもすぐまた眠りにつこうという気分には到底なれない。少し歩こうかとベッドから降りようとしたところで足が爪先から足首にかけて透けてだしているのを視界に捉え、刹那の静止の後僅かに哀しげな笑みを零しては病室からそっと出ていき。ぼんやりと、誰かが今そばにいてくれたら…とかなうはずのない期待を抱きつつ薄暗く静まり返った廊下を一人ゆっくり歩いて)
(/遅くなりましたが絡み文投下させていただきます…!)
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