語 2019-08-19 18:00:54 |
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>フェデーレ
!…天﨑一華、です。えっと…何とお呼びしたらいいのかしら…?
(相手が立ち止まったところでようやく我に返る。こちらを見詰め返す彼から一瞬どこか怯え、恐れるような様子を感じ取っては、不快な思いをさせてしまったと肩を落として。すぐに目を逸らしはしたものの、声を掛けられると驚いた表情で再び顔を相手へ向け。話しかけられるとは思わなかったのか戸惑いながら自分の名前を伝えては、まさか外国からの患者がやってくるとは、などと意外に感じつつ呼び方に迷い相手に問いかけて)
>木嶋
沢山あるわね……今回はこれにしようかしら。
(納得したかのように相槌を打たれると相手の気持ちを否定してしまったような気がして僅かに罪悪感を抱き。ファンタジーに分類される本がずらりと並べられた棚へと案内されれば一冊一冊をじっくりと眺めてみるがなかなか決まらずに、最初はあまり長くない方が良いだろうかなどと考えを巡らせて。どうせなら思い切り非現実的なものが良い、そう考えて魔法や妖精などを前面に押し出した作品の中興味を持った一冊を手にとって)
(/大丈夫です!)
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