語 2019-08-19 18:00:54 |
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>二宮
条件が良かったから。
(病院に来た理由をさらりと答える。住み込みならアパート代が浮く、仕事の内容が相性に合うなどとついでに補足した。単純作業が苦手な人物ならあまり来ないかもしれないが、自分はそうでもない。だからこそここを選んだにも関わらず、とんでもない条件がついてだなんて後から知らされて。花は綺麗だと思うが、娯楽の一つにするほど関心も楽しさを見出せるような知識もない。眺めるのを中断しては隣へ位置を変えてしゃがみ込み、後頭部をがしがしとかいて。)
服は通販だから当たり外れがあるし、チーズがたくさん盛られたハンバーガーも食べに行けない。病院だから動物も触れない。軽く詐欺にあった気分。
>天崎
(感触が頭の方へ移っては声が引っ込んだ。母親や友達ならまだしも、まともに言葉を交わしていない初対面の相手に撫でられ困惑する。怪我人の看病、と表現すれば聞こえも字面も良いが個人的はそうもいかず現状を続けるつもりはなく。成人済みだというのにこれではまるで子供と同等だ。情けなさと小恥ずかしさが生じたが、その二つの感情を勢いへ繋げる。悪気がないのを承知の上で優しさを振り切るように上半身を起こし。体の所々の痛みはこの際、全て無視する事にして。)
…わざわざありがとう。でも、俺はもう大丈夫なんで。
>木嶋
……その腕、感覚とかあるのか。……ええと。
(捨てても構わないという事は、花に強い執着がないのだろうかと感じる。段々集まってきた花びらは土に混じれても色が鮮やかに目立ち。壁に当たる相手の左腕を見つめてながら、尋ねた時点である事に気付く。名前をまだ聞いておらず、言いかけようとした口は不意に止まってしまい。そして自分は名前を相手に教えていなかった。今更ではあるが、名乗る事を考えて。)
…そういや、全然言ってなかったな。俺は干原朋樹。そっちは?
>フェデーレ
(賑やかな笑い声を上げて走り去っていく幼い子供を見ながら、疲労の溜め息を漏らす。時折ではあるものの、暇を持て余したら掃除の邪魔をしにやって来ては、気が済んだらどこかへ行くという、少々嵐のような事を仕出かされ。きゃいきゃいと騒ぐ姿が遠ざかってから移動を始める。図書室前の廊下にモップを掛けすべく、用具を手に握り向かっていき。白黒の人影を見かけた瞬間、病院だけでなく町であっても珍しいある意味奇異な格好に意識が傾けられる。詳しい名称はさっぱりだが、楽譜に書かかれる音楽記号が飾られた燕尾服。左右違う色の手袋、そしてモノクルなどいかにも音楽に携わっているかのような出で立ちをしており。自然に動きを止めて。)
なんだあれ…。執事みたいな服着てる。
(/初めまして。絡ませていただきました!これからよろしくお願いいたします!)
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