語 2019-08-19 18:00:54 |
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>清水
ああ…そっか。何かに似ていると思えば、そうだ、蛍だ。
(科学技術。確かに、少々ふざけた気もするがそれこそドラマや映画であるような防壁みたく、出入り口を堅く閉ざすなんていうハイテクに頼っている事も有り得なくはないと相槌を打って。清水から病名とその説明を受け、光への既視感の正体が判明した。明るい緑色は確かに蛍とそっくりで、テレビや写真などで見たものと重なり合う。暗い場所ならば今よりも更に目立つはずで。納得のいった気持ちで話を聞いている最中、不死の点に対してふと思った事を訊いて。)
あれ、じゃあもしかして清水さん。…俺より年上だったりしますか。
>木嶋
…悪い、ごめんな。そういうんじゃないんだ。怒ってはいない。……遊ぶのは全然いいよ。でも、俺は一応職員なんだ。先に廊下を掃除させてほしい。怒られるのって怖くて勘弁してほしいからさ。
(謝罪の言葉に驚き、一重の瞳が普段より大きく開いた。同時に嫌気が差す。朗らかな雰囲気も表情も欠けているが故に、怒られたと受け止められたがこればかりは相手に非はない。あの笑顔の変わらなさはデフォルトだろうかと思いつつ、出来るだけ圧迫させないよう距離が近すぎないところまで歩み寄り。必死に言い表そうとしても上手くいかず、続けるたびに段々不安が募る。清掃を無視する訳にも、目の前の少年を放っておく訳にもいかない板挟み、どこか弱ったような淡い笑みがこぼれ。)
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