語 2019-08-19 18:00:54 |
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>木嶋
("当たらなかった"青年が発した、どこかモノトーンな一言に足元へ落ちていった花びらへ再び目を移す。彼はこれを当てる気があったのは分かったが、そうするまでの理由を正確には掴めなかった。こちらの質問に返ってきたのは肯定。よくよく見たら、土のついた裸足を晒していて。合点がいったところで彼の次の言葉。冗談、嫌味、善行と素直に思っている…どう受け止めればいいか迷い、数秒の沈黙を流す。困りはしたが黙ったままにもいかず。)
……そうですね。でも、土はちょっと駄目だな。患者の服が汚れるし、踏んで転んだりしたら危ない。ついでに言えば、休憩に掃除するのは億劫だ。せめて仕事時間内にやってください。
(やや事務的な敬語が部分的に崩れながらそう言う。適切な対応ではないかもしれないが、考える事は半ば諦めた。事態に対して自己完結し、本来の目的へ戻ろうと動いて。)
>清水
干原朋樹です。俺も壁の外からちゃんと来たはずなのに、全然見当たらなくて。入り口はあるのに出口がないとか、どういう機能してるんだって感じです。……その光、どっかで見覚えが…。
(口を抑えていながらも廊下に響く笑い声とその姿から、こぼした率直な感想は思わぬ評価を受けたらしい。電球の喩えを本当に可笑しそうにしており、自分としても満更ではなく目じりに小さな皺を寄せる。壁の話を聞いたあたり、相手も同じく出口は見つからなかったようで。途切れた言葉が気になったが、初対面という事もあり追求せず。勢いを増した緑色の光に既視感を覚えるが、名前も表現もはっきり説明出来ず。)
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