語 2019-08-19 18:00:54 |
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>>干原様。
ぁー…当たらなかったか。
(投げたそれは緩やかな放物線を描きながら彼の足元へと転がる。ぽつりと呟いた言葉だけを聞けば悲しみや悔しさを混じえたものかもしれないが、己から発せられた其れは単調というか、機械的な言葉。何も意思や思いは込められていないよう。己に向けられた彼の問い掛けにこくり、と小さく頭を動かしては“そう、俺の。俺の躰から生えてるやつ。”と肯定して。そういえば、己の足は泥だらけ。それに加え花を撒き散らしながら歩いているため院内には少なからず己の歩いた道筋が分かる。清掃員である彼にしてみれば院内を汚している本人が目の前に居るということになるのだろうか、と考えながら嫌味とも取れる言葉をひとつ。/謝。)
__…院内、“綺麗”にしておいたよ。
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