語 2019-08-19 18:00:54 |
通報 |
>古金
…!びっくりね、好きな鳴き声が出せるのかしら?
(たった一言で相手が無邪気に喜び得意げになる様子はいつも一緒に遊んでいる子どもたちと重なるようで。決してお世辞で褒めたわけではないのだが、それがなんだか可笑しくて、くすくすと小さく笑ってしまい。突然開かれた相手の口元に注目してみれば今度はしっかりとそこからウグイスの声が響いていることが確認でき、丸く目を見開く。この病院にいる以上当然のことではあるが、今回もまた珍しい患者が入ってきたものだ。軽い疑問を一つ相手にぶつけてはじっと見つめつつ反応を待って)
>浦宮
そんなに引っ張らなくても大丈夫よ、もう自分でちゃんと歩くから。
(食堂に集まった患者達に向け声を掛ける相手の横で、子ども2人がかりで手を引かれ食堂にやってきて。今日はなんだか食事のために下の階へ降りることすら億劫な日で、先に眠ってしまおうかと目を閉じたところで子ども達に一緒に行こうと叩き起こされてしまった。体力の有り余った子どもにかなうはずもなく、あっさりと下まで連れてこられてはとうとう諦めがついたのか手を離すようにと声を掛けて。笑顔でかけていく背中を見送っては溜まった疲労を吐き出すように溜息を一つ、無気力な表情のまま何を食べようかと辺りを見回して)
(/よろしくお願いします!)
>木嶋
そうね…不思議な感じ。なんだか悪いことしてるみたい。
(諦めて自身を受け入れてくれたことに満足気な表情で、相手の呟きに反応してはそっと振り返り暗い廊下の先を見つめて小さく相槌を打ち。この空間に存在していることを実感するほどに楽しい気持ちは増していくようで、再び振り返り体の向きを戻しては"ねえ麦、これから何をしましょうか?"と心なしか弾んだ声で訊ねてみて)
トピック検索 |