語 2019-08-19 18:00:54 |
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>>古金様。
そうなんだ、急に来ると(発症すると)びっくりするよね。分かる。
(彼女が此処へ入院するにあたっての経緯を聞いては小さく頷いて。目線を己の木化した左腕へと移し、そっとソレを撫でながら何か思うところがあるのか、暫し口を噤む。なんと言葉を掛けて善いのか。奇病と呼ばれる病は少なからず普通の風邪のようにすんなりと治るものでは無いものか殆ど。何か気の利く一言を言えれば善いのだが、生憎己の頭には皮肉めいた言葉しか浮かんでこない。花をぷちり、ぷちり、と毟りながら1つ、問い掛けて。)
__治ったら、どうしたい?
>>天崎様。
__や、じゃない。
(彼女の悪戯に笑う笑みを浮かべては何処か諦めに近い笑いを含みそう返して。彼女のことだろうから、無理に寝て、なんて言ってもきっと受け入れることはしないだろう。己に関わらず、誰かを1人にするなんて、心優しい彼女から想像がつかないもので。薄気味悪い笑みを貼り付けたまま、小さく頷いては“昼間は騒がしいのに、夜の病院はこんなにも黙ってるんだね。”とぽつり、一言そう述べて。)
>>浦宮様。
(この時間帯になると眠さと共に空腹が襲ってくる。寝るのも善いが腹が減っては寝付くことも出来ず…。彼より一足早く食堂へと向かい、いつも通りのオムライスを注文。好物が目の前にあるにも関わらず、これまたいつもと変わらず薄気味悪い、不気味な笑みを貼り付けたままで。__さあ食べよう、とした所、彼が入ってくるのが目に入り。自由に動く右手で緩くヒラヒラと手を翻しながら、おはようでも、こんばんはなどの挨拶もせず、声を掛け。)
何食べるの?
(/よろしくお願いします!)
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