語 2019-08-19 18:00:54 |
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>語様
( / ありがとうございます…!是非pfご確認ください!不備ありましたら何なりと……
名前: 浦宮 史(ウラミヤ フヒト)
性別: 男
年齢: 25
役職:患者
病状:鮫歯病
鮫のように上下の歯が尖っていく奇病。成長につれ身長が伸びていくように、歯も鋭利さを増していく為、口を動かすだけでも舌を噛み千切ってしまう恐れがあり、史は既に舌先を失っている。
容姿: 身長180cm。猫背。真っ直ぐと重力に倣う青みがかった黒髪。肩につく長さの後ろ髪を緩く結わえている。真紅の瞳は切れ長でクールな印象。服装はタイトなものを好み、全身黒でまとめる事が多い。ギザギザと尖った上下の歯は、閉じられた口からも姿を覗かせる。歯で唇を切ってしまうのは日常茶飯事で、口元からだらだらと血を垂らしては常備しているハンカチで拭いている。
性格: 聡明な優等生_というのは以前の姿。発症以来、為すこと全てが億劫になり真面目でいることにも疲れてしまった為か、冗談を言ったり人を揶揄したりするようになった。だが根には誠実さが残っているのか、本気で悪ふざけはしない…というより、できない。柔軟性に長けていて人当たりも良い方ではあるが、院内の人間を信用していないらしく、ある程度距離を置いて自身を穿鑿させぬようにしている。
備考: 一般家庭の長男として生まれ育ち、家族友人関係も良好、都内の大学に通う変哲ない学生だった二十歳の頃、鮫歯病を発症。初期段階では気にも留めていなかったが、日に日に鋭くなっていく歯に次第に違和感を持ち始める。特に添歯の発達が早く、それで舌先を噛み千切ってしまったのが二十二。醜い口元を晒したくないと引き篭もるようになり三年_そして二十五の年、気付けばこの病院のベンチに座っていた。何とは無しに診察を受けると、鮫歯病という奇病だと告げられ_今に至る。
?ロルテ:
……また切っちまった、ハハッ。
( 起床するや否や口内にじわり広がる血の味は、ここ数年間で嫌になるほど熟知したが故にもう随分と慣れてしまって。乾いた笑いを洩らすと同時に血液もぽたぽた垂れ、一先ず掌で口元を抑えながら洗面台へ向かう。こびりついた味を水ですすぎ、一息ついて顔を上げると、目の前の鏡に映された自分の汚らわしさに、醜さに、眉が下がっていく。それに比例して気分も落ちていくが、バッと顔面に水を打ち付け、嫌悪も不安も全てを洗い流し誤魔化した。 )
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