海崎 周 2019-08-08 21:46:06 |
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俺も人のこと言えないけど、陽太も俺の言うこと聞いちゃうね。俺が泣かせるときは嬉し涙のときだけにしよう(相手に突っ込まれたコトを思い出しながらくすくすと楽しそうにひとしきり笑うと柔らかく微笑んで。相手の事しか考えられないというよりは最早考える余裕がないほどに相手から注がれる愛を受け入れ続け束の間の休憩に息を乱し、ぞくりとした感覚が背筋を這うのを感じながら「?俺、が…?いつ、もと…一緒でしょ?」不思議そうにはしているが甘さは抜けないまま答えつつまだ足りないと身を伸ばしては此方から唇を重ね合わせて。改めて好きになったきっかけというものを教えてもらうと照れるもので照れくさそうに目を細めつつ「そうだったんだ?だったら似たようなタイミングで恋に落ちてたかもなぁ。陽太には悪いけど、本当に最初は女の子?って思っちゃって吃驚して。しかも好みな感じでさ。で、話してて楽だなぁ、楽しいなぁって感じてること自体が俺にとっては特別だったから、聖夜とかに感じるのとは違うって改めて気付いて好きだなって」相手ばかりに話させるわけにはいかないとゆったりとした口振りでそのときを思い出すようにひとつひとつ丁寧に言葉を紡げば最後に柔らかく微笑んで。相手の唇が触れるたびに体を震わせ、このまま相手に身を任せるのもまた良いんだろうなと思っていたが、やっぱり嬉しそうに笑うその姿は可愛らしくて笑みが零れると「カッコイー陽太を独り占めできるのがとても嬉しいです」手を伸ばし髪を梳くように撫でながら素直に感じた気持ちをそのまま伝えて)
俺はそんなにヤワじゃない……と、思いたい(はっきりと言いきれる自信はないのか困ったように笑って)陽太は頼りがいあるよ。マジな話、こんな人初めてなんだから(相手の温もりを感じながら気持ちを伝えようとぎゅーと抱き締め続けて)
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