＿Secret room＿【〆】

じゃあ、此処でだけ……陽太(自分にとっても特別は二人だけにしたい気持ちがあったのか、自分と同じ気持ちで嬉しいと言わんばかりに表情を綻ばせながらゆっくりと噛み締めるように名を呼んで。酒は飲みたいと聞けばわかったと頷けば「二人きりだし…俺も飲もうかな？」キッチンに向かい元々ある酒を用意しながらふとそんな言葉を口にしてはグラスを２つ用意して。「いや、可愛い」そんな相手の姿を見たとしてもすぐに出てくる感想がそれだったようで笑みを浮かべてそのまま口に出してしまい。不意打ちを狙ったとはいえ、可愛らしい声を聞くことが出来ると「それはやばい……ん、俺も陽太にしか見せたくない」ぽつりと本音を漏らしてから表情を綻ばせ言い切って。小さくでも口を開けてくれたことを確認するとにんまり笑って相手の顎へと手を添え更に口を開かせるようにしながら舌を捩じ込ませ相手の舌を味わうよう絡ませるよう深く深く口付け)