AB型 2019-08-08 01:31:39 |
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>>2727 駿さん
…………、…!…~~…、
(礼を告げる彼の表情は少し頬が赤く染まっている。口づけする度に指先は震え照れている彼が可愛くて外だとか関係なくいけないことをしてくなってしまう。それでも踏み留まらせてくれるのも彼の笑顔で。割引券を使える食事処に行こうと提案して貰えてはこくんと大きく頷いては繋がれたままの手にまた胸はぽかぽかになっては彼と二人で食事処を探すべく足を踏み出す。ちょうどその時二人を引き離すように群衆が駆け抜けていく。人の流れに飲まれるように双方の手が離れていくのを彼も自分も良しとせずに懸命にお互いに手を伸ばすもあと少しで触れ合いそうになった指先も離れてしまって。嫌だと彼の名前を呼びたいのに声が出ない。もどかしくて苦しくて表情が歪むも彼の自分を呼ぶ声に体は反射的に動いては人混みを掻き分けすり抜けて見つけた彼の手を強く掴んで引っぱって群衆から抜け出し勢いのままに雪崩れ込んだ狭い路地裏の一角。自分に引き寄せぎゅうっと彼の体を抱き締める。走り去る足音を聞きながらホッと息を吐くもその息遣いも今は聞こえない。しかし彼の匂いやぬくもりに安堵した体は少し力が抜け彼を抱き締める力も緩めすりすり首筋に頬を擦り寄せて。今思えば離れ離れになってもスマホで合流出来たのだがあの一件もあって、あんな形で彼と離れるのが堪えきれなくて)
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