果てから貴方へ / 〆

( / こちらこそ、よろしくお願いいたします。 募集要綱をもう一度貼っておきますね。

何か確認したいことなどございますでしょうか？世界観は西洋風中世ファンタジー、魔法戦争中?、くらいしか決まっていないのですが、あとあと細かいところは詰めていければなあと思っています。

キャラクターに関しては、基本募集要項通りに作って頂ければなあと思います。こちらも書いてあるように作成いたします。ただ何か変更したい点や追加点がありましたら遠慮なくお申し付け下さい。変更可能ですので…！)








軍人兄弟モノ・ヤンデレ


「 僕は兄さんが大好きですから、兄さんが誰かに取られたらって思うと───……….、怖い顔、してました？ 」
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「 俺ぁ別に大した事はしてねぇよ。適材適所だ、お前らに向いたポジションがあるだけだからなぁ？ 」

【ストーリー概要】
魔術の存在するこの世界で、これまでにない大規模な戦争が起こった。いつも通りの小競り合いだった戦いは、多くの国が自国の魔術師を年齢問わずかき集めた頃からこれまでとは違う様相を呈し始めたのだ。
空戦に対応した装備や常に空を飛びながら戦う術者の登場、広範囲を殲滅できる術の開発により戦争は苛烈さを増していく。どの国も、そして誰もが後戻りできないほどの世界大戦が開始された。

世界の話はもういいだろう。
僕の話をしよう。僕は、小さいけれど魔術の発展は著しい───兵士一人一人は強いがやはり物量不足で、攻めて来た敵を撃退するのが精一杯な国に住んでいる。魔術を使える人間の大半が兵士となる決まりなので、もちろん僕も兵士になるのだと思っていた。自分で言うのもなんだが、僕は優秀な空を飛べる魔術師だったし順風満帆に1人軍隊とか呼ばれるくらいの英雄になった。戦うのもこういっちゃなんだが嫌いじゃあない。こんな時代に生まれたことを後悔しない程度には。

……それから、僕には兄さんがいる。破天荒でなんというか反社会的だし、規則破りは当たり前だしマイペースだし、偉そうだし、とにかく僕と正反対な兄さん。
驚くべきことに、僕はこの兄さんが大好きだ。恋愛的な意味合いで、気の迷いとかではなく。
おそらく恋人に対して抱く感情としても過剰で苛烈な感情を抱いている。
結構仲良くやってると思うけど、鈍いようで鋭い兄さんは、僕のこの気持ちにも気づいているような気がする。どうだろう。
さっき、この時代に生まれたことを後悔しないといったが今はちょっとそれが怪しい。規則破りの常習犯のくせに、無駄にカリスマ性のある兄さんが部隊長に抜擢されたからだ。しかも陸の部隊。部隊員から兄貴とか呼ばれているらしいし、気が気ではない。

部隊員の誰かから兄さんを取られてしまう前に、なんかこう、どうにかしなければ。

優秀でヒーロー扱いされているが(ちょっと天然で)ヤンデレな弟×破天荒だがカリスマ性のある兄