名もない煤けた生活/3L

>>ネズミ
…ミルクティーに免じて許してあげる。
仕事は、そこそこ。でも上手くやれたよ、今日も
（そっと置かれた甘く温かいそれは、まるで今おかしてきた罪を全て許すようで。椅子ではなく、テーブルに飛び乗るように腰掛けると貴方の言葉に目を細めて笑い。
心の何処かでまだ世間に許されたいと願うほど、この手は綺麗じゃないけれど、此処ではその罪すらも飲み込んでもらえる。手に取った温かいカップに、ほっと息を吐いては足を緩くぶらつかせ）
…ボスは、今日はどんな一日だった？ボスの為なら、邪魔な奴…いくらでも消すよ