名もない煤けた生活/3L

>テオ

やだ、もう。あっちもこっちも暗ーい。……って、あれ？
(午後どころか夕暮れさえ過ぎた時間、小腹を満たそうと1階の方へ向かうために2階に用意されている自分の部屋から出ると廊下はすっかり暗闇が濃くなっていて。ぱたぱたと軽い足取りでそれぞれの照明をつけていく。この西洋風の建物に相応しく作られたのであろうシャンデリアが明るくなり、一気に洒落た光景へと変わっていき。階段を下りて角を曲がり、食堂に続く廊下を歩いている最中、まだ暗いままのところからぼんやりと橙色に輝いている光に気付き。)

(/参加許可ありがとうございます。本日より絡ませていただきました。これからよろしくお願いいたします！)


>ネズミ

……ボス。おはようございまーす！
(深夜に行われた仕事の帰り。館の中へ入り、部屋へと戻ろうとしたが一室の奥にちらりと誰かのシルエットが見え。夜明けの青い空間ではその人物を明確に判断する事は出来ず、近寄っていくとそこにはカウンターにうつ伏せるようにして眠っている鼠色のボスがいて。空っぽだったり、まだ少し残りがある数本のワインボトルから、またしても何かがあったなと推測する。背後へまわり、寝顔を覗こうとした瞬間、相手が目覚めたもののまだ脳は覚醒しきっていないらしく、しめしめと悪戯心を湧かせて口を開いて。)

(/さっそくちょっかいを出している娘ですが、絡ませていただきました。これからよろしくお願いいたします！)