名もない煤けた生活/3L

｢彼は“自分から”飛び降りた。第三者から見れば“そういうこと”になっている。彼自身の意思がどうあれ、ね。――あぁ、ところで明日の夕飯は何がいい？｣?

仮名: ネズミ
真名: グラオ
ナナシ: ボス
能力: ラクソウ。相手を意のままに操ることができる。ただし、使えるのは一度につき一人まで。

性別:?男

性格:?常に余裕を崩さない。人を食ったような笑みを浮かべる。大胆不敵を地で行く人物。
生きているもの全てが自分の操り人形。その能力で苦労のない人生を歩んできた。嫌いな人間、邪魔な人間は自らの手を汚さずとも消せる。何故ならその対象は“自分から”しんでくれるから。
しかし、あまり表には出さないが寂しがりやで、どこか満たされない欠乏感を抱えている。それを満たすために家族ごっこを行ったり、無意味に人をコロしたりする。
ナナシのメンバーを娘息子のように愛し、可愛がり、あれこれと世話を焼く。最悪、能力を使えば真名の掌握は可能だろうが、それは自分で見つけてこそ意義がある、と考えている。謎に律儀というか実直。
多少のことでは動じないが、何らかの不満や動揺を大きく受けると酒に逃げる癖がある。ただし高級ワインしか受け付けない。収入の半分がこの酒代に消えているという噂がある。

容姿:?鼠色のストレートヘア。ラウンドショートで、サイドが顎のラインにかけて切り揃えられているのが特徴。鼠色の瞳。猫目。左に泣き黒子がある。青白い肌で痩せぎす。健康的な体つきとは言えない。
服装はホワイトスーツ。その上からピンク色のフリフリエプロンというシュールな格好。
実年齢は不明。見た目は20代後半ぐらい。

その他:?能力故に交渉事はほぼ独壇場で、ナナシが所有する蔵書や武器を破格の値段で買い集めている。
家事全般を得意とし、日々屋敷にひきこもって主夫業を行っている。たまーに現れる鼻の良い警察さんなどは上記の通り“自滅”させている。などなど、｢家族｣の安寧のためにいろいろと手を回している模様。

(/油断ならない人物でありながら、どこか抜けてる人を目指したら、ただのダメ人間にしか見えなくなってしまった不思議。
すみません。遅ればせながらPFできました。不備などあればご指摘よろしくお願いいたします。)