かび 2019-07-31 18:38:25 ID:994fddcc8 |
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「僕のアトリエに興味があるなんて、君、なかなか目の付け所が良いじゃないか。」
右目の隠れたその顔を興味深そうに、或いは肉食獣のように笑顔に歪める。
「ええ、私は殊に芸術に興味があって…
前、あなたが個展を開いたでしょう?周囲は良く思わなかったようだけれど、私は心に来るものがあったの。」
「それは光栄だ。それで?今夜は泊まっていくのかい?」
明らかな誘いに眉をハの字にして困ったように笑う。
「…考えておくわ。」
けれど勘違いしないで?私は簡単にあなたの作品にはならないから。
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