吸血鬼さん 2019-07-26 15:30:39 |
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>>33 アニータ
(何一つ変化の無い、ある意味平凡な日常をシャルロは今日も送ろうとしていた。然し何故だろう、何だか変化が訪れる気がしてならないのだ。『なんだか今日は楽しくなりそうじゃ。』もしかして今日は飛び切り上物の血液が手に入るとか? 館を囲む木々達が、知らせを届けるかのように激しく揺らめく。やっぱり何かあるんじゃな_自室の窓を全開に開け見晴らしの悪い景色…では無く玄関がある場所に視線を落とす。不意に何か、人ではない気を感じたのか_そう思ったらタイミングよく“コンコン”と扉を叩く音。ソワソワの原因はこれか、納得したかのか満足げな表情で階段を下りる。生憎他の住人たちは忙しいのか、姿を現す様子がまだ見られず。誰かいるか、という質問に対し、はーい、と短い返事を返すと同時にその重たい扉を開ける。透き通るような白い髪、美しくも何処か悲しみを語るようなその瞳。あぁ、彼女は新しい“仲間”だ。ファーストインプレッションは大事じゃぞ、とにこり、と笑みを浮かべては手招き、) ようこそ嬢ちゃん、歓迎するぞよ。
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問題ない、このままでも素敵じゃぞ? じぃじも嬢ちゃんとお話するのが楽しみになってきたわい。宜しくの。
>>34 ルイ
(住人達が仲良く、自分をさらけ出して暮らしていけるこの館。勿論仲が良くても隠したい秘密はあるだろう、それでもお互いをお互いに“仲間”だと認識している住人たちの表情はとても楽しそうだ。何気ない日常生活を送る中で“もし”、を想像してしまうこの頃。もし__彼ら以外の新しい仲間が増えたらもっと楽しくなるのでは?妄想に等しい想像を浮かべていたその時。今最も欲しかったであろう音が聞こえる。玄関に向かいゆっくりと思い扉を押すと__ビンゴ。大きな荷物を抱えた“仲間”のご登場だ。『入る気満々じゃな、勿論追い出したりはせんぞ。』顔が出るくらいの隙間の扉を全開に開ければ“ようこそ”と両手を広げ、)
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ふふ。個性的な子程素敵な者は無いとおもうぞよ、ルイ君にとって素敵な生活が送れるようにじぃじ応援しているからの。
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