いや、ないよ。何も、ないない。いつも通り綺麗な髪だなと思って。( 実際何もないのだが態と気遣ってるふうに言ってみて / 柔い熱が素肌に触れる感触に期待から微かに身を震わせ “ ふッ、きれいになる前に痕付けて貰わないとだな。…逆に痕ないと周りから仲を心配されるくらいには。” と此方も冗談めかし、早くと催促するように髪を軽く乱して )