【　荘園遊戯　】

【　＞納棺師　】

私の力ではなくて貴方自身の勇気のお陰よカール君。たとえ薬を使ったとしてもあくまでも補助しているだけ、私も同じ。だから其処は自信を持って自分を褒めてあげてね。 (　ゆるりと首振り ／ 患者こそ主体　) あの寂れた工場付近にまだ生命があるなんて。あんなに寒い雪空の──…雪といえばカール君のイメージがあるのだけど。なんてそれはそうとして一生懸命に咲く健気さが眩しいわね。胸が苦しいの？それはどの辺りが苦しいか教えてくれる？ (　軽く屈み顔色を確認、聴診器で心音やその他を聴こうと構え　) 精神と身体は繋がっているものだから身体的な症状として出てしまう事は不自然ではないわ。カール君の場合、身体の病気からくる不安障害ではないと今まで色々話を聞いた中では考えているけれど…。 (　言葉を選び ／ 安心させるように　)