立ち入り禁止。　〆

悠晴ー…会えて良かった、(相手の背中に両手を回し)そうだよな、ごめん…。ほんとにごめん。
悠晴ならそう言うと思った。今はそれが嬉しいって思っちまうんだけどさ、黙って居なくなってた分悠晴の時間を無駄にさせちまったわけだし…ちゃんと幸せになって欲しいなとも思うんだよな(相手の頬に両手を添え)
悠晴は？元気にしてたか？体調崩したりしてねえ？
そうだとは思うんだけど、はっきりとはまだ分かんねえんだ。事の進み方次第って感じで。でももうこれっきりって時はちゃんと言うよ。

ん、俺も会えてよかったわ…。ふは、俺のことはいいよ。待ってたことでこうして会えてるわけだしな(強く抱き締めては背中を撫で)
俺は元気にしてたよ、大丈夫。ん…そっか。話せてしまうと笑顔で見送ることが出来なくなりそうになるな？(クスクス笑えば、相手の頬を撫でると軽く唇重ねて)
匡と出会えて…好きになって一緒の時間を共に出来たのマジで幸せだった。本当にありがと…最後の最後に会えてよかった

…言いたくねえけど、何だかんだ別れ話だからさ。まだ此処に居たとしても来てくれねえかなって思ってた。
俺の彼氏心広すぎ…(相手の肩に頬を擦り寄せ)
そっか、良かった。ん…俺もそう思ってたから、あんま来ねえ方が良いと思ってたんだけど。悠晴がまだ此処見てくれてるって分かったら我慢できなくてさ。やっぱ最後に会いたくなっちまった(目を伏せて此方からも口付けを返し)
あー…ちょっと待って、泣きそう。俺からの別れの言葉は最後の日まで取っておかして(眉間に手を遣り)

ふは、来ますよ。好きな相手だから…最後までちゃんと話は聞くよ。時々でも顔出せるなら俺はいくらでも待てんだけど…きっと匡はそれをしたくねぇから別れ話するんだもんな。
匡くんの彼氏は1番に匡くんのこと思ってるから(強く抱き締めながら後頭部を柔く撫で)
それだけ好きなんだよ…ごめんな？重いのわかってたんだけど…。そういや、いつの間にか俺は30になったよ。匡と並べるな？
俺は今言っとかないと…いつ匡が俺の前から旅立ってしまうからわからないからさ

…そうだな。待っててくれてんだろうなって思うから、寂しい思いさせたくねえし、俺もこれ以上無責任になりたくない。悠晴のためだけじゃなくて、俺自身がけじめ付けてこれからの事に向き合うためにもちゃんとしておきたくてさ。
ん、分かってる。分かるよ、…俺も悠晴の事めちゃくちゃ思ってる。説得力ねえと思うけど(眉を下げながら目を伏せ)
悠晴が重いのはずっと知ってる(くすくす笑い)あぁ、そっか。そんなに時間経ってたかぁ…。まぁ俺が歳上なのには変わりねえけど(相手の頬を両手で弱く抓り)
旅立つって、死ぬみてえに。そうなる前に言うから(笑いながら相手の頭を撫で)

なら…引き止められねぇな？俺、匡のこと大好きだから引き止めそうになるわ…でも好きな相手がそういうなら背中を押して…見送るとするよ
ふは、伝わってるから大丈夫。それに2年経て会ってるわけだしな？
んん……経ったよ。いつの間にかな？やっとこれで匡と同じ三十路の代だわ。(抓られながら笑うとそっと手を重ねて離させると引き寄せては、額、頬、唇へと順に口付け落とし)
はは、ごめんって。ん…わかった

ありがとう。ごめんな、勝手で。でも悠晴のそういう…なんか俺より歳上っぽくて男前なとこもめちゃくちゃ好きだよ(額に口付け)
2年か。すげえな…。こんなに経っても一緒に居る相手ができるなんて思わなかった。
そんなん喜ぶの悠晴くらいだぞ。可愛い奴ー(擽ったそうに笑いながら目を伏せて口付けを受け)

匡は頑固だからなぁ？決めたら曲げないの知ってるし…？一生好きでいてもらいてぇところだな？(笑えば返すように頬へと口付けて)それだけ俺が重たくて待てちゃう男なんですよ。ふは、嬉しいよ、好きなやつとおそろだもん(楽しげに笑って)
明日はなんか予定あんのか？

さすが。俺の彼氏は俺の事よく理解してくれてるな。そんなの一生好きだよ。これから一緒に居れなくたって、俺は悠晴の事忘れねえよ(互いの額を触れ合わせ)
ほんとにな。良い男だよ、俺には勿体ねえくらい。おそろいって…そんな可愛い事言う奴だったっけ？(眉を下げて笑いながら頬に口付け)
明日はちょっと買い物行くくらい。基本的には暇かな。こんな時間まで起きてっから午前中は寝てるだろうけど(苦笑を浮かべ)

そらな？1年半くらいは一緒にいたんだ。わかるよ。ん…それだけで十分に嬉しいわ(すりっと鼻先同士擦り合わせ)
あー…前言ってねぇっけ？勿体なくねーの(唇を重ねると柔く啄んで)
まぁ、この時間まで起きてんならだろうな？…なら、明日もここ来るから話せたら嬉しい。……は、迷惑になる？

色々あったけどな。楽しかったな。…メタい事言うとさ、こういう場で彼氏できんのも初めてだったわけ。だから悠晴が最初で最後(目を伏せて軽く口付け)
いや、言ってた。追いつきてえって。ん…そう言われてもさあ、悠晴が良い男すぎて思わずに居られねえ(目を伏せて相手の首元に腕を回し)
迷惑なわけねえじゃん。俺は悠晴に時間あんなら元々そのつもりだったよ。…ていうか、さすがに暇な時間はできるだけ会いたい(両手で相手の頭を撫で回し)

えっ！？そーなん！？4年越しに初めて知った事実なんですけど…。(口付け受け止めては驚き)
少しは追いついたって訳よ。だいすきだよ匡(背中へと腕回すと強く抱き締め)
俺は今週は基本的になんも無いから…もし、会えたら匡に合わせようと思ってたんだ。

え、そんなびっくりする？俺がびっくりだわ(くすくす笑い)
俺も好きだよ。愛してる(相手の首元に頬を寄せ)
何もねえの？良いなあ。俺も何もなかったらずっと一緒に居れんのにな(不満そうに唇を尖らせ)

いや、ビックリするだろ。
ん…今日は2年越しに添い寝してくれます？(首筋に口付けると1つ痕をつけて)
はは、ほんとだな？俺も一緒にいたいよ(くすくす笑うと尖る唇へと口付けて)

そうかあ？俺そんな手馴れてた？(首を傾げ)
ん…もちろん。そのつもりしかありませんから(小さく肩を震わせると笑いながら相手の首元に抱き着き)
俺が仕事行くの応援して。色々身の回りの環境が変わるのに合わせて仕事も変えることになっちまったからさ、年明け早々初出勤なんだよ(返すように此方からも口付けた後眉を下げて)

手馴れてたっていうか…何となく口振り的に遊んでそうだった？
流石、一緒に寝よ(久しく抱きつく相手を抱きあげれば、寝室へと移動するとベッドに下ろして)
仕事変わったんか！つーか、新年早々大変だな？あんま無理すんなよ？…あ、頑張りすぎず程々に出勤してな。応援してる

あー、まぁな。それも無くはない。あくまでこういう場でって話だからさ。まぁあんま気にしねえで(くすくす笑い)
久しぶりすぎる…。俺太ってなかった？大丈夫？(ベッドに下ろされても相手の首もとに腕を回したまま問いかけ)
ん、働く場所も変えなきゃいけなくてさ。ありがと、めちゃくちゃ頑張れそう。

ふは、まぁ彼氏の座は俺が貰ったから問題は無い(ケラケラ笑い)
ほんとにな？大丈夫、変わらない重さ。懐かしく思えたわ(そのまま横になると胸元に相手を収めて抱きしめ)
取り敢えず無理すんなよ…俺もこの2年のうちに転職したからさ

そうそう。間違い無く最高の男だよ(額に口付け)
良かったー。一時期ストレスかなんか知らねえけど変に太っちまってさ。もう悠晴に可愛いって言って貰えねえって思って(相手の胸元へ顔を埋め)
お、それもおそろいじゃん。もうさすがに慣れてる頃か？悠晴も無理しないでな。

どんな姿でも可愛いのは変わらないから大丈夫。可愛いよ(強く抱き締めながら相手の髪元に鼻先填め)
俺はだいぶ慣れてきたかな。俺よか匡の方こそ無理すんなよ。
うし、そろそろ寝るか？